そしてもう一つ大事なことは、
外で起こったことは、私の内側を映しているということ。
つまり、内面が危機的状況だということを認識する必要もありました。
日常が戻りつつある中、まず全体があいまいにぼわーーっとしてきて、
普通の生活が戻ると、いろんな思いが起こり、
その一つに退屈感がありました。
しかしその思いが、マインドを揺さぶり、追い詰めてくる原因で、
（あれしろこれしろ！できてない！足りない！お前はダメだ！とうるさいエゴ）
リクエストに応じて、退屈じゃないようなことを始めることになる。
例えば、今度はマイナス9度で、とか。
今まで見過ごしてきた、なんとなく退屈・・というエゴの思いを、
どこかであいまいにして見ないようにしていました。
「ここがエゴの世界だって忘れないで。
あなたが聖霊を選べば、聖霊があなたをサポートできるけれど
聖霊を選ばないと、ぼやーーんとあいまいさがやってくる。」
とビジェイさんに言われて、改めて自分の状態をハッキリ認識しました。
私の内面は地震が起こっているような危機的状況だということ。
マインドは常に、ぎゃあぎゃあと騒いで、私を揺さぶってきます。
確かに日々、ちょっとした心配、不安はしょっちゅうやってくるし、
時には大きく動揺することもある・・。
なのに、ぼんやりとした平和のなかで安心して、退屈と言っている。
実はそこは地獄の中なのに。
船底に穴が開いている船で、気が付かずにな～んか退屈～と言っているようなもの。
シャキーーーン！
となりました。
平和が退屈、つまらないという思いを、実はみんな持っているといいます。
でも、退屈と思ってしまう平和は、エゴがつくった平和でしかない。
それもよく見ると、平和でもなんでもない。
私は本当の平和、天国の平和を知らない。少なくとも今ここで肉体と同一化している私は知らない。
わたしは天国の平和を知りません。
聖霊、どうか教えてください。
初めてそう祈ることができました。
私は何も知りません。そう祈ると、心がすごくほっとします。
安堵して優しいものに包まれる感じがして、
自然に感謝が溢れてきます。
今回の地震の体験は、聖霊を選び、エゴの考えを次から次へと赦すことで、
渦中も平安で、すごくクリアでいられる体験をさせてもらいました。
そして、その後の日常が戻る過程で、エゴがこんなにもうまくするすると思考に入り込んでくること、
普段どれだけ自分はエゴの考えにいるのかということを、鮮やかに見せてもらう機会になりました。
地震前より、シャキーーーンとなったかも
地震から約一か月、復旧を祈ると同時に、まだ不便な生活や、余震の恐怖を感じている兄弟に
平安がもたらされるよう、聖霊の働きがありますようにと祈っています。