こんな映画を観た。 -6ページ目

こんな映画を観た。

AcidTripがNY州の片田舎から発信する映画や本の感想徒然

ジェネオン エンタテインメント
オールド・ボーイ プレミアム・エディション

日本の漫画が原作、韓国映画、なんか話題になってると3拍子そろってるのでまったく期待してなかったのですが、度肝を抜かれました。

テンポは『トレイン・スポッティング』、内容は『未来世紀ブラジル』、演技は『シャイニング』ってな感じでしょうか。その上、血生臭く、かなりエグイです。韓国映画も、主演のこのオッサンの映画も初めて観ましたが、すげーーっかっこ良かったです。

理由もわからず15年も監禁され、ある日解放された男の話。前半盛り上げまくって、こんなに盛り上げてオチは大丈夫なのか心配しましたが、期待を裏切らない(エグイのである意味裏切ってるのだが)展開に拍手というか絶句しました。

★★★★ エグ過ぎるので一個減らして4つ星

アートポート
MAY メイ

ある意味衝撃的だったので....2度観たいとは思えないけど....完成度は高いです。グロいし後味かなり悪いです。

怪しい映画好きだけど、ここまで病んでると引いてしまう。

完成度は高いです。


★★★

東北新社
21グラム (初回出荷限定価格)

おもーーーーーい。重すぎる。

改心してキリストに帰依するが、交通事故で人を殺してしまうベニチオ・デル・トロ。
交通事故で夫と子供たちを失うナオミ・ワッツ
心臓病で移植される心臓を待つショーン・ペン
この3人が共演してることが、まずスゴイ!!


時間軸がバラバラなので最初わかりにくいです。最後ストーリは霧が晴れるようにクリアになりますが、内容の重さがずっしりと心にのっかってきます。3人とも心も肉体もボロボロです、それでも生きている姿に共感しました。

カメラの前で、これだけ感情を剥き出しに出来る役者ってのは凄いなぁっと思う。


★★★★★

ビクターエンタテインメント
リリイ・シュシュのすべて 特別版

初めての岩井俊二映画、アメリカでもレンタルビデオ屋にありました。

不覚にも途中泣きそうになった。田園風景がものすごく詩的で綺麗。ストーリーはものすごく残酷。この人は、こういう田舎に育った人なのか、こういう田舎で育ちたかった人なのか疑問に思った。

仙台出身だから田舎生まれなのかなぁ。

中学生が主人公の映画なので、感情移入できるか心配でしたが、すんなり入ってきました。忘れていた感覚がよみがえるというか、映像も音楽も綺麗だし。

日本映画も、たまには良いなぁっと初めて思ったが、ちょっと長すぎ。こう言うとらえどころのない映画は、100分ぐらいにして欲しい。オヤジなので集中力が.....


★★★★

ジェネオン エンタテインメント
砂と霧の家 特別版

こういう映画大嫌いです。まったくエンターテイメントではありません。救いが無いです。原作書いたのが、『イン・ザ・ベッドルーム』のアンドレ・デビュースの息子(息子も同じ名前)だと観る前に知っていれば観なかったでしょう。ちなみに、『イン・ザ・ベッドルーム』も大嫌いです。

ジェニファー・コネリーとベン・キングスレーの演技は素晴らしいです。ジェニファー・コネリーいつの間に、こんなに奥の深い演技ができる女優サンになったのでしょうか?

ベン・キングスレーのようなオヤジになるのが目標なので、この映画前から気になっていたのですが、あまりの内容、救いの無さにかなり落ちました。美しい悲劇はブラボーだけど、救いの無い社会派映画は大嫌いです。

星一つですが、こういうの好きな人もいると思います。駄作ではありません。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ムーラン・ルージュ (2枚組 プレミアム)

原作のというか、元になってるデュマ・フィスの『椿姫』が好きなのもありますが、この映画素晴らしいの一言。何回見ても良い。ちなみに観るまで『椿姫』が元になってるとは知りませんでした。元になってるだけでストーリー自体はかなり違います。

まったく新しい形のミュージカルです。って映画好きで今までこの映画見たことない人もあんまりいないですね。


バズ・ラーマン監督は『ロミオ&ジュリエット』も素晴らしいです。彼の色彩感覚はすごい。有名なポップソングをセリフというかストリー展開に使ってるところなど職人芸としか思えません。音楽、衣装、ストーリー展開何をとっても文句なし。

最後の『Come What May』は圧巻です。何度見ても鳥肌立ちます。

関係ないけど、ニコールキッドマンと別れたトム・クルーズはハッキリ言ってアホだと思います。


★★★★★

ハピネット・ピクチャーズ
モア

10年以上前に見て、最近もう一度観たいと思っていたのでDVDになるのかなり待ってました。

編集、音声、演技、スクリプト全部イマイチです。 音楽は、フロイドなんでまあ良しとしましょう。

でも、コンセプトは大好きです。現実逃避が好きな人にはたまらないでしょう。観光地から離れたイビザの浜辺。白い塗壁の家で2人だけのジャンキー生活。 草に始まり、ヘロ、Acid、そしてヘロ。

ヘロだけはやるな!!ってことですね。


★★★★

アミューズソフトエンタテインメント
ドリーマーズ 特別版 ~R-18ヴァージョン~

ベルトリッチ『ラストエンペラー』も『リトルブッダ』も映像の素晴らしさを別にするとなんか物足りない気がしてあまり好きじゃなかったのですが、この作品は、良い!!!

既に2度見てます。官能的なんだけどエロくなく。忘れいていた若さを取り戻し素直に若いって良いなぁっと思えるような映画です。きわどいシーン多いです。日本で見たら、モザイクだらけになるんでしょうか、残念です。

60年代後半のフランスを舞台にした作品、映画に対する監督の愛情が、ひしひしと伝わってくる作品です。

主役の3人、テオ役の彼も素晴らしいですが、イザベル役のEva Green素晴らしいです。リドリースコットの『Kingdom of Heaven』にも出てますが、彼女間違いなくこれから色んな映画でみることになりそうです。マイケル・ピットも微妙な役柄を見事に演じきってます。映画好きにはたまらない作品。


★★★★★

メディアファクトリー
Jの悲劇

2度観る気はしないけど、一生忘れない映画とでもいいましょうか。最近低予算のクオリティー高い映画多いです。 僕の感覚が麻痺してきてるのでしょうか。

神を信じず、愛さえも論理的に解釈しようとする主人公の大学教師が、予期せぬ事故に巻き込まれ、他人の死に立ち会う。その人の死が、自分の責任かも知れないという妄想ともう一人彼の死に立ち会った人物との非現実的な狂った関係を通して、主人公が現実を失っていく様はよく出来てると思った。

現実の平安は、ちょっとしたことで崩れるってことを暗示しているような、それでいてハッピーエンディング(?)なので希望があるような複雑な映画です。

イアン マキューアンの原作『愛の続き』も読んでみたくなります。


メインキャラクターのサマンサ・モートンとRhys Ifans両者とも個性的で好きです。メジャーなところだとサマンサは、マイノリティ・レポート、Rhysは、ノッティングヒルの恋人に出てます。


★★★★

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
closer / クローサー

ロンドンを舞台にした都会のラブストーリー。舞台を映画化した作品だけに、映像で見せるというより、会話で観客を引き込む映画。ライトな、ラブコメディーではなく、メチャメチャヘビーな、4角関係を描いた、スタイリッシュで美意識の高い作品です。サントラが、効果的に使われていて最初の5分見ただけで、好きになった。会話の端々に伏線が張ってあって、2,3回観ても新しい発見があって面白い作品だと思う。時間が、ポンポン飛ぶので頭の切り替えがちょっと大変。

挫折した小説家ジュード・ロウ、NYからのストリッパーナタリー・ポートマン、医者クリブ・オーウェン、写真家ジュリア・ロバーツというそうそうたるメンバーが主演してます。 クリブ・オーウェンの切れ具合が最高!

一年前に禁煙して、何より面白いと思うのは、映画の中で、ジュード・ロウとナタリーが仕切りに禁煙中の表現としてI don't smoke(たばこ吸わない) とか I quit (止めた)ではなくてI given up (諦めた)って表現を使ってるとこなんだけど。これって英国では当たり前の表現なの? たばこを吸うのを諦めるって表現は、たばこを健康のために止めたものに一番ふさわしい表現だと思った。

しかしあらためて思うけど、恋愛ってものすごいエネルギーつかうんだねぇ。良いのか悪いのかしらんが、結婚して6年も経つとそこら辺の感覚を忘れるw 『リービング・ラスベガス』とか好きな人は、気に入る作品だと思う。


メチャお薦め★★★★★