こんな映画を観た。 -5ページ目

こんな映画を観た。

AcidTripがNY州の片田舎から発信する映画や本の感想徒然

ポニーキャニオン
マルホランド・ドライブ

デビット・リンチは、リアルタイムで『ツイン・ピークス』のテレビシリーズにハマリ、怪しさと意味不明さが、大好きです。そんなこんなで『マルホランド・ドライブ』をもう一度みなおしてみる。相変わらずのデビットリンチ節炸裂で、2度目なのにテーマというか何言いたいのかなんだかよくわからないけど、良いねぇっという感じだったのだが、ネットで検索していて下のサイトを見つける。

http://www.kabasawa.jp/eiga/home.html

シカゴに住んでる精神科医のお医者さんらしい。読みの深さと博識ぶり、何よりも『マルホランド・ドライブ』完全解読の内容に鼻血が出がそうになるw ぱっとみ訳がわからないのに、辻褄の合ってるストーリを書けるデビットリンチも凄いけど、それを読みといてるこの人は何者!!

面白いので、この人の他のレビューも読んだけど、ほとんどの映画この人の1/10も内容を理解してないことを実感する。ちょっと落ちるw 深読みしすぎだよ!って突っ込みたくなる部分もあるが...


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ワーナー・ホーム・ビデオ
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

恋愛映画で何が好きと聞かれたら、まず『ローマの休日』、『ベティー・ブルー』を上げますが、これはその中間ぐらい位置している映画です。電車の中で偶然出会った二人、意気投合して電車を降りウィーンの町で一晩過ごします。全編ウィットにとんだ二人の会話で構成されていて二人の人間が恋に落ちる瞬間を見事に捕らえています。

最近みてないけど、考えるだけで微笑みたくなるような映画です。

同じ監督とキャストで続編の『ビフォア・サンセット』というの作品が最近作られましたが、うーーーーん
内容はまあまあでしたが、彼らの老け具合に落胆....ジュリー・デルピーは、ここ数年ハリウッドでがんばってるみたいですが、やっぱり外国人(アメリカ人にとっての)がアメリカの映画業界で役者として活躍するのは大変みたいです。ERとかにも、ゲスト出演してましたが、あんまり良い役柄じゃなかったし、がんばれーー!!


★★★★★

ワーナー・ホーム・ビデオ
アイズ・ワイド・シャット 特別版

リアルタイムで観たキューブリック作品

最高!人類の宝!!宇宙の光!!!

キューブリック最後の映画ですが、彼は最後まで
彼のタッチを失わなかった。大画面で見る2001年を
別にしたら、彼の作品の中で一番好きかもしれない。
展開といい、絵といい、音楽といい、非の打ち所が
ありません。何度観ても新しい発見があり、観始め
たら途中で止めることが不可能です。

個人的には、パーティの始まりのシーンで鳥肌
以上の戦慄を覚えました。いまだかつて、映画で
あのシーンを初めて観たときの興奮を上回る体験を
したことがないです。


★★★★★

ジェネオン エンタテインメント
ジェリー デラックス版

いやぁ、これ以上シンプルな映画みたことないね。

内容の無さに加えてその映像の美しさ。

ストーリーゼロに果てしなく近いのに、頭フル回転ですw

レビューの賛否がこれほどわかれてる映画も珍しいんじゃない。

1カット、1カットが至福の時でした。

タルコフスキーの『サクリファイス』が好きな人は大好きだと思う。観る人を選ぶ映画なことは確かです。


★★★★★

東北新社
ロスト・イン・トランスレーション

脚本、映像、演技、音楽すべてがほどよくミックスしていて、120%の結果をだしている映画。確かに、日本人を小馬鹿にしたようなシーンもあるけど、監督ソフィア・コッポラの意図はそんなところにないと思う。むしろそれを理由に、この映画を過小評価している人、監督の意図を見逃してると思う。

東京を、映像詩で捉え、ちょっとしたストーリーをのせると、こういう映画になりそうだけど、言うが易し、おこ.....

出身地東京の日本人ですが、アメリカ在住なんで、ソフィアの東京の捉え方、長期日本に滞在したことのある外国人の視点に共感できるのかもしれない。 東京は不思議な魅力のある町です。住んでるとそのエネルギーを感じないですが、海外とか地方に住んでみると、あぁ東京は良い意味でも悪い意味でも凄いところだったんだなぁっと再確認します。

たまに、映画50本に1本ぐらい、2時間ちょっとの映画の枠を越えて、言葉にならないけど心に訴えてくる作品があるけど、これはそう言う作品でした。 主演のビル・マーレイは適役だし、スカーレット・ヨハンソンは廻りの流れから飛び出てる現実に置いていかれたような役柄をやらせたら世界一。


監督のソフィア、お父ちゃん監督のGod Father IIIにでてた時は、演技も下手だし、ストーリーも終わってるし呆れたけど、監督としての才能は、お父ちゃんと比べても見劣りしないと思う。思い出すだけで、刹那温かくなる作品です。


★★★★★5星以上の5星

ハピネット・ピクチャーズ
エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション

予告を見たときは、自分の好きそうな映画だったのでメチャメチャ期待してました。以前ヘベレケなときに見てイマイチ受け入れがたかったけど、みんなの評価が高いのでもう一度見てみる。

うーーん、ケイトとジムの演技は素晴らしいし、現在から始まり徐々に過去に戻りつつ現在で終わるストーリー展開の仕方もテンポが良くて面白いんだけど....

先ず映画を見ていて記憶を消す装置が実際に存在すると信じられないこと、記憶は、モノ、匂い、季節とかともっと複雑に絡み合って自分のなかにあったり、記憶と記憶が融合してたり、実際に起こったことと違うことを記憶してたり、そんなヘッドセットつけたパソコンで消せるようなもんじゃないとまず思う。

大体百歩譲って記憶を消す装置が存在しても、現在の自分の人格を作っているのはその記憶の集結したものなんだから、記憶がどんなに悲しいものであろうと、それを消すと言うコンセプト自体納得できなかった。ジムが、お医者さんの待合室で待っているとき、横に飼犬の思い出らしきものがいっぱい詰まったダンボールを持ったおばさんが映るんだけど。あれは何、犬が死んで悲しいから、飼犬の記憶を消そうとしてるのでしょうか?けしからんことですよ。大体犬飼うと決めた時点で、犬の寿命は人間より短いんだから、大人なら毎日は思わないにしても、時々足元に横になってる可愛いの見ながら、あぁコイツも何時か僕より先に上のほうに行ってしまうんだろうなぁっとか考えるもんです。犬を飼うって言うのは、そう言うことをすべて理解した上での行為だと思うんですよ。だから犬が死んだからといって泣きながら犬の記憶を消そうと思うことはありえないと思うんですよ。そんなこんなで、この映画受け入れがたかったです。

世の中には、不幸な人もいるから幸福に生活するために、記憶を抹消したいと思うようなこともあるかもしれないけど、それならそれで恋愛映画にはならないと思う。

同じ記憶を消す(自分の記憶を売る)を扱ったSF映画でベン・アフレックが出ている『ペイチェック/消された記憶』のほうが、SF映画として信憑性があるし面白かったです。


★★

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
ラブ・アクチュアリー

脳のなるべく怪しげなところを突付く映画をレビューに書こうとしてるのですが、この作品その全く正反対のところを暖かく満たしてくれます。レビューを書こうかどうしようかいつも悩む作品なのです。あまりに内容が正統派なこと、2度見たことがなかったこと等の理由で書くのを控えてました。この前もう一度見たくて、心の中の、この作品は反則だから借りちゃダメーーーっと言う声を押し切って借りてきてしまいました。そして2度目観終わっての素直な感想、

『いやぁーーー良いですね。ほんと幸せな気分になれます。』

始まってすぐの、ヒュー・グラントのナレーションからすでに感動です。

監督・脚本は、“Four Weddings and a Funeral”,“Notting Hill”,“Bridget Jones's Diary”のRichard Curtis 、今調べてたら、この人“Mr. Bean”も書いてるんですね。Bridgetはたいして思い入れないけど、その他はどれも好きです。Four Weddingsでは、お葬式のシーンで素晴らしい詩(W. H. Auden の“Funeral Blues ”)がでてくるし、Notting Hillは、絶妙な音楽の使い方してるし、小道具の使い方がシッカリしているのがストーリのハートワーミングなのに加わってどれも非常に完成度の高いロマンチックな作品に仕上がっています。

この作品は、監督の作品には必ずでてくるヒュー・グラント、お茶目な独身大統領役、を始め何人もの登場人物の色々な恋愛の形を観れるので得した気分になれます。個人的には、親友のフィアンセに恋する彼の紙芝居&心の中の葛藤が好きです。ストーリーとは関係ないけど、イギリス人が控え目にアメリカ人を馬鹿にするシーンが満載で、お国柄が出ていて面白い。

こんなこと書くと笑われそうですが、東京の秋からクリスマスにかけての雰囲気が大好きです。ちなみに、西洋人にとっては核ともいえるキリスト教の宗教的な背景を取り除いたのが日本のクリスマスなので、日本とアメリカでは、クリスマスの町の雰囲気は全く違います。クリスマス前の盛り上がりは似ているものがありますが、アメリカではクリスマスイブから当日にかけて、働いている人間はいません。冗談でよく言われるのは、アメリカでクリスマスに店を開いてるのは、中華料理屋ぐらいだと。クリスマスは日本のように、恋人とロマンチックに過ごすときではなく、家族と一緒に過ごすものです。まあ、そんなことはこの映画と全然関係ないですね。

人生に喜びが見いだせなくて落ちてる人は観てみてください。恋人と一緒に、クリスマス前に観るのがベスト!!

あーーぁ、レビュー書いちゃった、5星だしw ちなみにこのレビュー書いた後に、DVD買ったりしています。


★★★★★

日活
めざめ

結構良い映画でした。群像劇なんで登場人物が多いです。闘牛を軸にして、色々な人たちの人間模様が淡々と展開していきます。絵と色使いが非常に綺麗なんだけど、登場人物みんな何かしら危険な要素というか香りを振りまいていて見ていて、映像の美しさとのコントラストが面白かった。

途中、死んだ闘牛の解体シーンとかでてくるので、そう言うの苦手な人はやめたほうが良いけど、グロイ映像もなんか日常感が無く詩的でした。

綺麗にまとまってる作品ですが、ラストをもう少し盛り上げてほしいと思った。意味を求める映画じゃないのかもしれないけど全体をとおして何が言いたかったのか不明。でも不思議な雰囲気をかもしだしてる子役が可愛いので限りなく4星に近い3星


★★★

        

2001年の第一世代から早や5年、遅ればせながらiPod 60G購入!!
Appleストアーで触っただけで、話題になっているとは言え、MDプレーヤーを最後にMP3プレーヤーも持ってなかったので、すごく新鮮です。感覚的には大人の玩具ですねw

本当は、うわさになってる全面ディスプレイのやつが欲しかったのですが、うわさによると発売は、まだまだ先みたいなんで、iPod Video 60Gを購入。

ついでに、iPod Hi-Fiも購入。色々Boseとかと音較べてみましたが、値段も高かったけど、これが一番低音が効いてて音が良かったです。デザインも、思わずナデナデしたくなるツルツル系(意味不明)

1000枚近くあるCDを旧式のVAIOで変換するのが、非常に面倒です。しかし、60Gってすごいね、収納約15000曲って、CD1枚10曲として1500枚!!!高音質にしたらもうチョット減るだろうけど。自分のCD全コレクションが、一つのディヴァイスに収まってると考えるとこれはスゴイことですね。

しかし、CDをMP3に変換するのが.....

mp3プレーヤーと言うよりiTuneを持ち歩くって言うコンセプトなんですね。これはチョット、メンドイと言うか使いづらいけど...

iPod初心者なんで、何か、使い勝手良くなる情報とかありましたらよろしく。


最近、男前のアイルランド系英国人、ピアス・ブロスナン(Pierce Brosnan)の映画が好きだ。昔は、自分がひねくれているので、影の無い役者はあまり好きではなかったけど、最近、彼のような清廉潔白な役者さんの映画も観れるようになってきた。

"After the Sunset"(2004)ダイヤモンド泥棒の話と"The Thomas Crown Affair"(1999)絵画泥棒の話は、どっちもメッセジー性は皆無だけど、エンターテイメントとしてはテンポもストリーも良くて、一押しだ。そう言えばどっちも泥棒の話しだなぁ。

ちょっと関係ないけど、"After the Sunset"の中で、南の島でリタイヤしてるはずの泥棒に扮するピアスと恋人兼相棒のローラの会話で、ローラが

"We went out at the top of our game, undefeated. The best time to quit. Now the challenge is to find joy in simple things, and I like that challenge."

「私たち、泥棒家業の頂点で負け知らずで足を洗ったの。辞めるのにベストな時に。これからの挑戦は、単純なことに喜びを見出すことなの、私はその挑戦が好きよ」(訳へたくそでスマン)

って言うシーンがあって、妙に納得したんだけど。リタイヤするっていうか、歳取るってのは徐々に複雑なことをやめて、単純なことに喜びみいだす事なのねぇみたいに思いました。