久々にマイコレのネタです。(・・。)ゞ
とても小さいですが、
とてもとても、
思い入れの深い標本のひとつ・・・
これのガマを初めて見たとき、
同行者と共に首を傾げた覚えがあります。
パッと見の特徴としては、
・濃い緑水晶
・極端に細い形状
・長石類と共生
「なんか、ほっそいのが出たよ~」(・∀・)
「お~緑水晶だぁ!」(・・。)ゞ
「長石もきてるし、おかしな水晶ガマだね~」(・∀・)
「変だな~こんな産状はみないですね。」(・・。)ゞ
細長い緑水晶といえば・・・
スカルン由来の産状を真っ先に思い浮かべます。
そして多くは角閃石などの針状結晶による緑色・・・
しかし、
今回のこれは緑泥石によるもの。
ましてスカルン由来でもない・・・
↓同産地・別ガマの水晶。
これも緑泥の緑色と長石の共生が目立ちます。
有名なちんの峠の水晶なんかにも、
透明な細い結晶に緑泥が入る場合が多々あるので~
長石と(細い)透明水晶と緑泥石
『3者が晶出できる環境(条件)は一致している』
それは確かなのでしょう。(´・ω・`)
さて本題です。
「長石と細長い緑水晶」
国内ではピンとくる有名産地はありませんが・・・
世界・外国産に目を向ければ、
ちゃんと類似した標本があるんです。
てゆうか、
もろコレッて感じです・・・(/ω\)
ネパール・ダーディン産
ガーネッシュヒマールと呼ばれる地域・標本群の一つです。
長石・緑泥石・水晶の感じ…
確かに一致しています。
まあ、
規模とか立派さはおいといて・・・(笑)
お前(日本)のショッボ!比較にも値せぬわ!
( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
だって…そんなこと言ったって…
(ノω・、)
一生懸命見つけてきたの!笑わないで!
ヨシヨシ( ,,´・ω・)ノ"(´っω・`。)
突然の一人芝居。失礼しました。
とにかく似ているというか、
いろいろと一致しておるわけです。(`・ω・´)
産状まで完全に一致しているかどうかはわかりませんが、
生成環境が各所で似ている可能性は高いと思われます。
だからなんだ?というお話ですが・・・
ひょっとすると、
日本国内にもガーネッシュヒマール的なモノが眠っている可能性があるというわけです。(*・ω・*)
また例えば規模は違えど、
ミナスジェライス産の珍品の再現なんかが国内で見つかるかもしれません。(/ω\)
かなり珍しい水晶などが国内で見つかる可能性。
実は結構あると思うのです。
まあ、期待ばかりしてはいけませんが・・・(´・ω・`)
世界に負けないモノが日本にもあるはず!
そう思って集めております。m(__)m
国内でようわからん場合には、
世界の産状と照らし合わせると何か見えてくる場合があります。(・・。)ゞ