ヴァン・ヘルシングをみました
注意:これから何一つ憚ることなく、現在公開中の映画「ヴァン・ヘルシング」についてレビューします。まだ観ていない、観る予定のある方はお控え下さい。ちょっと微妙な気持ちになります。
ヴァンパイア、剣、戦う男の舞い散る汗、二の腕ともなれる勇敢な美女…まさにファンタジー王道の要素をこれでもかと盛り込んでいたこの映画を、「NINNIN忍者ハットリくん」の上映時間に間に合わなかったがために観て参りました。
要するに、忍者ハットリくんが観たかったんです。
それは別に踏まえなくてもいい事実です。
私の予想では、夜な夜なヴァンパイアが街を遅い、美女たちの血を吸っては仲間にして行き、それをヴァン・ヘルシングが倒して行くんだと思ったのですよね。そしてポスターなどでは美女が出てきたから「ああこの人が仲間にされてしまったから助けに行くのね」と思っていたのですよね。
助けられたのは、こいつ(ヴァン)でした。
えー、うっそー。それアリなんですか。
あらすじを言いましょうね。この胸のもやもやをキーボードに殴りつけたい。擦りつけたい。青春の…衝動を…。
まず、ヴァン・ヘルシングという人は、ローマ法王の使いっぱしりでモンスター退治をして回るという役目でした。彼は記憶を失ったかどうだかで、記憶を取戻したければ働けなどと理不尽なことを言われておりました。
そしてその、世界中に出現するモンスターたちはどういった仕組みなのか普通の人間が変化したもので、死ぬ時には元の姿に戻るのです。ですので、モンスター退治で崇められるのではなく人殺しとして指名手配されている彼です。
中々ファンキーですね。
顔を隠すため妙なマスクもしていらっしゃいましたが指名手配のポスターにもマスク載っていたのでこの際堂々とお顔を晒した方が分かりにくいんじゃないでしょうか。意味あるのですか、それ。
そんな彼の次なる仕事はトランシルバニアの呪われた村を救うこと。そこは400年もの昔から、ヴァンパイアに脅かされて暮らして来たのです。一族の先祖が、
「ヴァンパイアを倒すまで我々の一族は天国に行かぬ」
と非常に余計なことを言い、最後に残されたヴェルカン王子とアナ王女。僧侶見習のカールと共に、ヴァンヘルシングは一路トランシルバニアへ…。
あの、面倒になったんでもう粗筋やめますね。
まあ大体ここまで書けば分かるでしょうけれども、要するにヴァンパイアとヴァンヘルシングの戦いですよ。王女を守りつつの一騎打ちですよ。別にね、それで勝って王女とラヴになれば私も「この駄作が…!」と唾棄しなくても済んだのですが。あ、ああそうなんです。駄作ですよこれ。MATRIX並にB級ですよ。しかし誤解なきように言っておきますとMATRIXは最高の娯楽です。
じゃあ、駄作と言い切った理由を書かせて下さいね。箇条書きで。
・兄貴がヴァンパイアの手先、ウルフマンになった
・その兄貴にまんまと噛まれるヴァン
・噛まれたら12時の鐘が鳴り終わるまでに薬を投与しなければ完全にウルフマンになってしまう
・薬は王女が取りに行く
・王女はヴァンパイアの花嫁に邪魔されたり
・フランケンシュタインが助けたり
・ウルフマンは実はヴァンパイアの宿敵だったり
・せっかく薬を持ってきた王女は…
・ウルフマンなヴァンに殴られて…
・瞳孔開いてご臨終…
ええ?!!
最後は遺体を燃やしながら空を見上げ…そこには王女の一族と王女が天国に…?旅立つ姿が…??微笑むヴァン。「よかったな、アナ…」エンドロール。
ええ??!!
DA SA KU。この三文字を呟かずにいられた人は聖人君主だと思うのですが、かなりの宗教色を感じ取りましたのできっとキリスト教徒の方には素敵な作品なのだと思いました。そう思わずにはいられません。あいにくと私は無神教ですので、ちょっと相容れませんでした。すいません。
ここに挙げた以外にも、思わず「…フハッ」と失笑を漏らしかけては鼻を閉じる場面・設定が盛り沢山でいっそ清々しいものを感じました。ヴァンパイアの方は子供たちに命を吹き込むのが目的のようで、しかもしきりと「お前と私には因縁があるのだヴァンさん」と言っていたのですがヴァンさんは「知らない方がいいこともあるんですよ」と紳士でしたので、何ていうか何も解決しないまま終焉だった訳です。ヴァンさんに取ってはヴァンパイアの方は唯一の手がかりだったと思うんですよね。記憶を取戻せばモンスター狩りとかしなくてもいいと思うんですよね。どうなんですか。
ここまで唖然とした映画は久しぶりだったのである意味爽快ですが、ちょっと今後は気をつけたいと思います。アイロボットも危険な香りがぷんぷんします。特にポスターのロボット…?みたいな白いお顔の方が。長く床に伏せっていた感じですよね、あの方。
予告では「ハウルの動く城」及び「SURVIVE STYLE 5+」が気になる感じ。後者は松尾スズキか宮藤官九郎なにおいがします。大人計画強いなあ。また調べよう。映画レビューと言い放つ胡散臭い感想文、これにて了。
ヴァンパイア、剣、戦う男の舞い散る汗、二の腕ともなれる勇敢な美女…まさにファンタジー王道の要素をこれでもかと盛り込んでいたこの映画を、「NINNIN忍者ハットリくん」の上映時間に間に合わなかったがために観て参りました。
要するに、忍者ハットリくんが観たかったんです。
それは別に踏まえなくてもいい事実です。
私の予想では、夜な夜なヴァンパイアが街を遅い、美女たちの血を吸っては仲間にして行き、それをヴァン・ヘルシングが倒して行くんだと思ったのですよね。そしてポスターなどでは美女が出てきたから「ああこの人が仲間にされてしまったから助けに行くのね」と思っていたのですよね。
助けられたのは、こいつ(ヴァン)でした。
えー、うっそー。それアリなんですか。
あらすじを言いましょうね。この胸のもやもやをキーボードに殴りつけたい。擦りつけたい。青春の…衝動を…。
まず、ヴァン・ヘルシングという人は、ローマ法王の使いっぱしりでモンスター退治をして回るという役目でした。彼は記憶を失ったかどうだかで、記憶を取戻したければ働けなどと理不尽なことを言われておりました。
そしてその、世界中に出現するモンスターたちはどういった仕組みなのか普通の人間が変化したもので、死ぬ時には元の姿に戻るのです。ですので、モンスター退治で崇められるのではなく人殺しとして指名手配されている彼です。
中々ファンキーですね。
顔を隠すため妙なマスクもしていらっしゃいましたが指名手配のポスターにもマスク載っていたのでこの際堂々とお顔を晒した方が分かりにくいんじゃないでしょうか。意味あるのですか、それ。
そんな彼の次なる仕事はトランシルバニアの呪われた村を救うこと。そこは400年もの昔から、ヴァンパイアに脅かされて暮らして来たのです。一族の先祖が、
「ヴァンパイアを倒すまで我々の一族は天国に行かぬ」
と非常に余計なことを言い、最後に残されたヴェルカン王子とアナ王女。僧侶見習のカールと共に、ヴァンヘルシングは一路トランシルバニアへ…。
あの、面倒になったんでもう粗筋やめますね。
まあ大体ここまで書けば分かるでしょうけれども、要するにヴァンパイアとヴァンヘルシングの戦いですよ。王女を守りつつの一騎打ちですよ。別にね、それで勝って王女とラヴになれば私も「この駄作が…!」と唾棄しなくても済んだのですが。あ、ああそうなんです。駄作ですよこれ。MATRIX並にB級ですよ。しかし誤解なきように言っておきますとMATRIXは最高の娯楽です。
じゃあ、駄作と言い切った理由を書かせて下さいね。箇条書きで。
・兄貴がヴァンパイアの手先、ウルフマンになった
・その兄貴にまんまと噛まれるヴァン
・噛まれたら12時の鐘が鳴り終わるまでに薬を投与しなければ完全にウルフマンになってしまう
・薬は王女が取りに行く
・王女はヴァンパイアの花嫁に邪魔されたり
・フランケンシュタインが助けたり
・ウルフマンは実はヴァンパイアの宿敵だったり
・せっかく薬を持ってきた王女は…
・ウルフマンなヴァンに殴られて…
・瞳孔開いてご臨終…
ええ?!!
最後は遺体を燃やしながら空を見上げ…そこには王女の一族と王女が天国に…?旅立つ姿が…??微笑むヴァン。「よかったな、アナ…」エンドロール。
ええ??!!
DA SA KU。この三文字を呟かずにいられた人は聖人君主だと思うのですが、かなりの宗教色を感じ取りましたのできっとキリスト教徒の方には素敵な作品なのだと思いました。そう思わずにはいられません。あいにくと私は無神教ですので、ちょっと相容れませんでした。すいません。
ここに挙げた以外にも、思わず「…フハッ」と失笑を漏らしかけては鼻を閉じる場面・設定が盛り沢山でいっそ清々しいものを感じました。ヴァンパイアの方は子供たちに命を吹き込むのが目的のようで、しかもしきりと「お前と私には因縁があるのだヴァンさん」と言っていたのですがヴァンさんは「知らない方がいいこともあるんですよ」と紳士でしたので、何ていうか何も解決しないまま終焉だった訳です。ヴァンさんに取ってはヴァンパイアの方は唯一の手がかりだったと思うんですよね。記憶を取戻せばモンスター狩りとかしなくてもいいと思うんですよね。どうなんですか。
ここまで唖然とした映画は久しぶりだったのである意味爽快ですが、ちょっと今後は気をつけたいと思います。アイロボットも危険な香りがぷんぷんします。特にポスターのロボット…?みたいな白いお顔の方が。長く床に伏せっていた感じですよね、あの方。
予告では「ハウルの動く城」及び「SURVIVE STYLE 5+」が気になる感じ。後者は松尾スズキか宮藤官九郎なにおいがします。大人計画強いなあ。また調べよう。映画レビューと言い放つ胡散臭い感想文、これにて了。