リリ採用型リアス&リオル | 一言一行<アハトの雑記>

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プロデューサーカップday1で使用したリアス&リオルです。

 

 

黄単タッチ白晶「リアス&リオル(リリ採用型)」

 

[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン 3 ※契約カード

ムゥ 3

セフィ・アリエス(リバイバル) 3

[10thディーバ]リオル・ティーダ 3

[オフショット]リアス・ウロヴォルン 3

新世代最可愛将孫市 黒曜の徒 3

[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン 2

極炎の新入生リリカ・レム 3

[もう迷わないよ]リオル・ティーダ 3

[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン「Ba」 2

[スクールバンド]ディアナ・フルール「Key」 3

[白黒幻奏]リオル・ティーダ 3

プロデューサーリリ 3

白晶防壁(リバイバル) 2

スイートハート(リバイバル) 1

 

※白晶防壁(リバイバル)は詩姫イラストのものを使用。

 

計40枚

 

〇どんなデッキ?

カウントを6まで貯めて、[白黒幻奏]リオル・ティーダのアタック時効果によるバーンダメージで相手をビートダウン寄りのデッキです。リアス&リオルは採用カードの取捨選択が結構幅広いデッキタイプですが、自分が使用した型は新世代最可愛将孫市 黒曜の徒とプロデューサーリリの採用が特徴的となっています。

この2種を採用したことで、先1の安定択が増えることが大きなメリットとなっています。デメリットはチーム、名称サポート外のカードが増えてしまうことですね。

 

〇リアス&リオルの基本

[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルンの効果で、オープン効果によりカウントが増えます。デッキ内にオープンから手札を増やすカードを多数採用し、手札を増やしながらカウント上昇→カウント6になったら白黒リオルのバーンダメージで勝つ、というのが王道の流れ。また、その性質上小型スピリットが多数採用されやすく、ウィニーのように高速で攻め込むこともあります。

 

〇今回の型の概要

このデッキを使う上で一番まずいのは、先1で出した契約リアスが後1で除去されること。契約リアスのコアブーストは非常に強力。1コア増えるだけでオープンカードを使う枚数が1回分増え、その分カウントや手札が伸びるようになります。かといって契約リアス以外のスピリットを出しても本来の動きが1ターン送れるだけ。理想は消されない黄シンボルを立てて、先2からリアス召喚+オープン効果で動くという感じ。その消されないシンボルとしてリリと黒曜を採用しています。

リリを採用することで白黒リオルを回復させ、アタック時効果を1ターンに2回使うことが可能になっています。このデッキはこちらの準備ができるまで極力速攻は行わず、準備ができ次第1ターンに火力を集約させるような動きをします。

 

〇基本セットアップ

以下理想的な盤面形成の話。当然欠損は発生します。

 

1)リリを配置

2)手札に白黒リオル1枚、もう1枚を手札かトラッシュに用意

3)契約煌臨元(できれば魂状態)を用意。

4)各種オープンカードでデッキトップに衣装持ちリアスorリオルを固定

5)白黒リオルを召喚(煌臨ではない)

 

白黒リオルでトラッシュの衣装リアスorリオル(理想は白黒リオル)をデッキトップに固定、2点バーン。

リリで白黒リオル回復。白黒リオルアタックでもう1回1~2点バーン。

最後に手札からもう1枚の白黒リオル契約煌臨。アタックでさらに1~2点バーン。

 

この動きが成立すると1ターンの間に効果ダメージだけで4~6点ほど出せます。この環境で跪いてエブリワンが信用ならない理由はこれです。

さらに白黒リオルがトラッシュの同名カードをデッキトップに固定し、オープンから手札へ入れてしまうため、相手が干渉手段を持ってなければ白晶防壁などで耐えても毎ターンこの動きができてしまいます。

 

当たり前ですが、当然相手もこの動きを阻止するために何かしらの妨害を入れてきます。白晶防壁やスイートハートなら素直に通してリリによる回復&ドローまで。この場合ソウルコアが温存できるため、[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルンを受け煌臨の防御カードとして構えることができます。この裏択がまず強い。

相手が除去で白黒リオルを止めても、契約煌臨による2枚目の白黒リオルがあります。つまり何かしらの防御カードをもう1枚切らないといけないわけですね。この防御カード2枚要求もまた強い。

そもそもバーンダメージを防げるのは白晶防壁(リバイバル)くらいのもの。

 

おそらくこれだけ効果によるバーンダメージに特化しているのはリアス&リオルだけで、リリ採用型はその部分の強みをさらに尖らせる構築となっています。

 

〇カード考察

◇[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン

コアシュートに上限がないのと、コアブーストを持っているのが非常に強い。今大会でカウント30近くまで貯めた試合があります。アタックするたびに相手の盤面が空っぽになります。

 

◇ムゥ

無料オープンカード。ヒット率はそこそこ。トップ固定と合わせるとお得。

1コスト1軽減のカウントアッパーって強いですよね。

 

◇セフィ・アリエス(リバイバル)

コストパフォーマンスの良いオープンカード。トップに衣装リアスorリオルを固定する用途で使いやすいので、中盤以降は召喚順番を最後にする工夫が結構重要です。

 

◇[10thディーバ]リオル・ティーダ

オープン枚数が少なく、対象が特殊なので扱いが難しいカード。トップ固定で使うこともあります。

 

◇[オフショット]リアス・ウロヴォルン

コストが重めな分回収対象が広く、2枚確保もしやすいカード。一方、オープンしたら回収は強制な影響でトップ固定用途としては使いづらい。

ショーアップで次ターン用に手札へ戻しつつ、リリへ1神託入れる動きができます。2枚目のリリを配置したターンに2神託乗せる用途で使えます。

 

◇新世代最可愛将孫市 黒曜の徒

先1でカウントアップしつつ足場を確保してドローするカード。白晶防壁やリリをトップ固定してから1ドローするなどの小技あり。

オープンで手札へ入り、セットで1ドローに変換できます。つまりコアに余剰がある前提ですが、疑似的に各種オープンカードの回収枚数を水増しする働きをします。中盤以降手札が爆発的に増える要因の一端です。

 

◇[サイバーメロディ]リアス・ウロヴォルン

受け煌臨としての採用。コアシュートはBPに関係ない除去です。しかも最大3体取れます。ウィニー気味の相手にも大型主体の相手にも対応していて優秀。消滅対応バーストは非常に数が少ないのも追い風。ただしオープンやドローに関する効果を持ってないので手札事故要員にもなるので枚数を削りました。

OC効果の関係でスイートハートや白晶防壁を撃たれたアタックステップ中に煌臨するプレイングもあります。うまく使うと相手の盤面が更地になって再展開を大きく阻害することができます。あと、召喚時にもコアシュートが発生するのを忘れないように。スイートハートで受けようとしている相手に有効です。

 

◇極炎の新入生リリカ・レム

01速攻系へのカウンター。[チョコレート大作戦]レイ・オーバだとコストの関係で01相手には間に合わないと判断。

対速攻だけ見るならキス・ミー・レイさんやバーストなど有用な選択肢はあるのですが、それらのカードはオープン、ドロー効果を持たないためデッキの回転を阻害しがち。リリカは最低限1ドローでデッキを掘り進める用途に使えるためバランスを見て採用しました。

ミラーマッチで相手の契約リアスを除去し、初動を遅らせるような使い方もあります。詩姫カップではリアスミラーで後攻からリリ配置、リリカレムでマウントをとった試合もありました。

 

◇[もう迷わないよ]リオル・ティーダ

上振れメイカー。コスト踏み倒しは強い。トップ固定から白黒リアスを踏み倒す、みたいな無法ムーブもできます。でもコストは重いから枚数削っても良かったかもしれない。

レベル2、3のアタック時限定で強固な除去耐性とBPアップを得られます。受け煌臨関係で守ろうとしている相手に対して有効だったり。

 

◇[スクールバンド]リアス・ウロヴォルン「Ba」

条件を満たすと3ドロー。オープン効果では入らない各種カードをまとめて手札に加えるために使います。

 

◇[スクールバンド]ディアナ・フルール「Key」

コアを増やすバースト。このデッキの対速攻への基本方針は、ギリギリで耐えて返しのターンにデッキをぶん回し逆襲するというルート。そのためコアが増えるバーストというのが非常によくかみ合っています。

詩姫カップ環境でもコアトラッシュ効果は存在するため、耐性を活かしてソウルコアを守るために使うこともあります。

 

◇[白黒幻奏]リオル・ティーダ

主砲。疑似砲撃。

同名カードをトラッシュからデッキトップに持って行って毎ターン使いまわせるのはちょっと信じられないバグです。

フラッシュを挟まず2点取れる点から、相手の防御カードをすり抜けてライフを取れます。この理不尽なバーン性能のおかげで、不利対面や劣勢状況を無理やり打開できる強みもあります。

煌臨せずとも効果が全部使えるのは強み。また、このカードが環境にいるせいで通常ネクサスによる足元確保が困難になっている一面があります。

デッキ切れになりそうなときも、最後にデッキトップ送り効果を使うことで延命できます。

 

◇プロデューサーリリ

足元確保と打点増強、そしてドローをまかなってくれます。各種オープン効果とかみ合わせが悪いのがリアス&リオルで採用され難い理由ですが、多少の事故を覚悟してもこのカードのぶん回り要素は強烈なので採用しました。実際本番でも活躍してくれましたし、このカードじゃないと突破できない盤面はいくつもありました。

ただし神託で契約リアスが落ちてしまうと、そのターン盤面にいる契約リアスのコアブーストが使えなくなるので要注意。本番、1回だけやらかしました。

 

◇白晶防壁(リバイバル)

安定択。ミラーでバーンをケアする用途、ステップ終了メタに対して切る防御札。回復効果で使う余裕はこのレギュレーションだとあまりないですが、一応使う選択肢が出てきた試合はありました。

 

◇スイートハート(リバイバル)

軽減なし4コストなんて撃ってられないケースが多く、軽いコストで打てるこのカードの方が有用なケースは多いです。特にアタックステップ中にたくさん動くデッキ相手はこっちじゃないとダメなことも多い。白晶防壁との割合は難しく、比率逆の方が良かったかもしれません。

 

〇構築の基本方針

極力ジャムらない。防御マジックやオープン、ドローに関係ないカードを引きすぎて1,2ターンパスしてしまうのがリアス&リオル最大の負けパターンだと考えて組んでます。防御カードの枚数はかなりギリギリまで削っています。その分デッキを引き切る勢いで手札へ持ってくることを想定しています。つまりデッキを回すためのカードを優先的に採用して「ぶん回し」に重点を置いてます。これのため、バトルが終わるころにはデッキがかなり薄くなってることが多いです。

 

対速攻系はギリギリで耐えて返しの逆襲を狙う方向性。

ミラーマッチを含む純構築系はぶん回し勝負。キリカで相手の足元を奪う。

バースト厚めのGS系は白黒リオルのバーンダメージごり押しを想定していました。

あと万が一ドローロックが当たった場合は「序盤にライフを2,3点削って即死圏内にする」「ロックが始まるまえに極力手札を抱える」「迷わないリオルのオープン踏み倒しを残す」「フラッシュが来るならキリカのドロー(相手ターンはロックされてない)などを念頭に入れてました。まさか本当に当たるとは思ってなかったので心臓に悪かったです。

 

〇おまけ

[みんなのお姉さん]エマ・ジーン(リバイバル)を最後までデッキに残すか悩んでたんですけど、直前の練習で抱えることが多かったので思い切って抜きました。

が、思ってたよりもバースト剥がしたいケースが多かったのでもう1回大会に出るなら今度は採用していると思います。

 

とりあえず今回はここまで。