作られた意思決定or独立した意思決定 | 堀江直樹の無限上達への道のり
私たちは普通目の前の環境が先にあり



生まれたと思っている



あなたより先に宇宙は生まれたか?



と聞かれれば



普通は宇宙が先に生まれたというだろう。



あなたの親より先にあなたが生まれた?



ちょっと頭のおかしい人のように思うだろう。



しかし、この当たり前な状況が、



人間として生きるにあたって



ものすごい限界を秘めているとしたらどうしようか。



当たり前ではあるけど



私たちが生まれたら集団に所属をしないといけない。



地域とか学校もそうだけど、家族も立派な集団だ。



その集団の中でルールを学び、そのルールに対しての反応を示しながら



人生の境界線を引いていく。



自分はこんな人間だ、とか、男はこんな風にしなければいけない、とか



お兄ちゃんなんだから!とか、もろもろ



自らが意思決定したものではなく、



外からの作用と中からの反作用の結果として、



何かしらの反応が蓄積される。



そして、その結果を自らの考えをする判断の基準として自分の天井や底として範囲を決めるようになる。



その範囲で作られたあなたの人生の理想や今見ている希望は



実は相対的である。



自らがどんな条件の基準をもっているかを知っている?




それがわかっていないのであれば、私たちは普段、作られた意思決定を選択している状態だ。



うまくいっているように見えるときも条件状況が変化すると途端に不安になるし、



崩れてしまう。



だから、安定した心を作ることは難しい。



かといって、わかっているからどうなのかというと、



そこから自由になることは難しい。



なぜならば、人は知っている世界から自由になることは難しいから。




「認識」という観点に立った時、



この世界に意味づけを行うのはあなたである



あなたから宇宙が始まると言い換えることもできる



どんな出発点から自分の意思決定をスタートさせるのか。



条件状況に左右されない心を作るためには



考えなくてはならない問題。



集団から自由になった独立した意思決定をもつこと。



どんな自分を選択するかで人生は大きく変化する。