答えが欲しい | 堀江直樹の無限上達への道のり
先日、学生さんと飲みの席をご一緒することがありました。。




そこで質問されたのが、「どのように触ればよいのですか?触り方を教えてほしい」




と言われました。




ま、これだけ聞くと何故か淫猥に聞こえてしまうあたり、私の心が腐っているのでしょうが。




私は正直ショックだったのと、少し悲しくなりました。




何故なら、彼は以前に私のセミナーを受けていたから。




確かに情報量の多いセミナーでしたし、それが究極の答えではないことはわかった上で、




触り方や体の使い方に言及する内容を伝えたつもりだったのに。




彼の場合、そのセミナーの運営の一スタッフとして参加していたこともありますが、




普通に受講しながらのやり取りをしたはずなのになー。




と、まぁ結局は私の伝える能力の弱さに愕然としたわけです。。




ま、彼が質問をするに至った経緯にもいろいろあって、ここで話すことでは無いのですが、



個人的には彼のスタンスでは私のスタンスは交わりにくいなーと思います。




何故なら、私もまだ、触れるということや治療をするということに関しての明確な究極の答えにはいっていないからです。



彼のスタンスは答えが欲しいスタンス。




私は答えを自ら探すスタンス。




パターンを暗記することで、段階をあげ、そこから見える世界があると思うので、




まず、しっかりと暗記したり、基本となるパーツは中に入れないといけないと思います。




だけど、施術なり相手に関わる仕事って、とても相対的なもので、




ちょっとの触り方で評価や効果の結果も変わるし、




同じクライアントだって、同じ症状だって一瞬一瞬に表情が違うはずです。




パターンを蓄積することはとても重要だと思いますが、




パターンを超える考え方もうまく取り入れたいですね。




もっとうまく伝えられたらいいなと思います。。