頭蓋が動くということがやっとわかった | 堀江直樹の無限上達への道のり
こんにちは♪



今日は堀江塾の第2期、最終回です。。




お昼休みにこの記事を。。



今日のお話は堀江塾第5回目となる



頭蓋調整、内圧調整の回の実技パートのお話です。



頭蓋骨が歪む、、



頭蓋骨の歪みについては、



カイロとかオステオパシーとかの治療法では、



動くということが当たり前になっていますが、



医学的には頭蓋の骨の縫合などは成人になると動きにくいことを習いますね。



僕も今まで頭蓋調整系の治療手技も勉強する機会もありましたが、



まぁなんかすごい身体の変化が起こるのも、



自律神経的な反応とか、



脳脊髄液の還流とか、



そういった視点で解釈していました。。




堀江塾の第5回の実技では内圧調整と頭蓋調整というテーマで行わせて頂きました。




堀江塾を開催するに当たり、




効果検証という視点を大事にしています。




それ自体が治療になり得るというのもありますが、



そういった検証する手段をお伝えするようにしています。








こんな経験がありました。




明らかに顔つきに左右差のある女性、




まぶたの開き具合、眉の高さに左右差があり、




当然身体のほうも左右差が。。



いつも通り体幹から股関節、



下肢の連鎖を改善したところ、



閉じぎみだった側のまぶたが開き、



顔の左右差があきらかに少なくなった。



という経験をしました。



なるほど、頭蓋を調えなくても顔面にも影響するのか、




ならば顔面、頭蓋を調えれば全身も整うはずではないか、




というのが、きっかけになり症例を通してつながりを見つけたりしていきました。




よくよく考えると、頭部外傷とかでもそうですが、



翼突筋群とか、頭蓋の内部にも筋肉は付着していて、



頭蓋の中心からねじれる要素ってのは常にあるわけです。




頭蓋模型をいじりながらの解剖の確認。。






皮膚からの頭蓋調整






正中軸を頭蓋からとる





ラテラルラインの短縮の確認






上顎骨ー恥骨




そのほかいろいろありますが、



各指標との対応関係を知ることで、



頭蓋も検証の材料として利用することができます。



何より、はっきりと頭蓋が動くという体験、



別に強い操作も必要とせず、



アライメントが変わる、などの体験は僕自身にとっても治療に対する信念を高めるひとつのきっかけになりました。





講義では頭蓋調整に加えて、もうひとつのテーマである内圧調整というのも行います。



腹腔内圧の能動的な高める能力(持続的ではなく)



をうまく利用、評価することで、



脊柱の軸進展方向の伸び、



アライメント調整などの諸作業を同時に行うことができます。




こういった要素から体幹機能のひとつの導きたい方向性を示すことで、



結果として、さまざまな治療を通してそこに向かっていく。



その道筋はいろいろな方法があり、



それを紐解いていくことが理学療法のひとつの楽しみでもあるかなと感じるとも思います。




堀江塾ではそういった自分を積み重ねるためのヒントとなる情報、



向き合うための期間、そこへの覚悟を提供できるものでありたいと考えています。




本日もお読み頂きありがとうございました!








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