2部構成かつ上下巻からなる長編の第3冊目。


この文章を書いてる時点で読み始めている最終巻でようやく事態が大きく進みだして、こちらはまだその前段階で何かゴニョゴニョやっているなという。


何か、もっと端折ってスピーディに進めて貰っても良いんだけど、それだとこの作者独特の雰囲気を出せないんだろうし、新作が出るたびにニュースになって、書店につめかける何百万人ものファンはそこにこそ最大の引力を感じてるんじゃないかと、逆に言えばそこで振り落とされる人も相当いそうにも思います。


私はどうかなぁ、面白いのかどうか誰かに聞かれたら答えにくいなぁと、なのに読んでしまう、結構ある様に思う余白がなぜか読んでてしんどくない、心地良い気がするからです。


まぁ、ハルキストってことですよね。