2023年最後に38℃の熱を出し、A型インフルエンザに罹り、年末年始は実家に帰省することもできず、病院で貰った薬を飲み(発熱が1日遅れていたら休診期間に入っていて、ギリギリセーフ、緊急で診てくれるのか?)、ある意味で忘れにくい年越しになりました。


能登の地震に飛行機事故に不穏な2024年の始まり、日常を継続できる有難さを感じながら、村上春樹さんの「騎士団長殺し」第1部下巻、相変わらず面白いのか面白くないのか分からない、これをめちゃくちゃ面白いと思う人はいるんだろうか?等考え、それでもページをめくるのは何故なんだか。


顕れるイデアっていうのも、え、こういうこと?とかなりガッカリ、偉く分かりやすいというか漫画みたいな、もっと形而上学的な何かを想像してたらそのまんま?んー・・所謂カタルシスとかページをめくる手がとまらないみたいな感じは全くない、一つ一つの章の名前の付け方も気取りまくってて必然性がないし、ちょっと気の利いたことを言いたいだけ、村上春樹さんほどの人がそんなことはないのかな、そう言いつつ読み続けてる自分は何なのか。


あまり書評とか世の中の評判とか、スマホですぐ調べられるけど極力調べたりせずに自分がどう感じるかで最後まで読みたいと思ってます、だって人がどう感じようと、自分がどう感じるかだけですからね、読書って。