ふぅ、最近またバタバタしていて、心身共に限界、いっぱいいっぱい追いかけられる日々で非常にしんどく、少し、ほんの少し落ち着いて、ちょっとジムに泳ぎに行けたりもしています、まだまだ何がどうとも終わった訳でもなく忙しなく過ごすことになりますが、今日は昨年10月に松田聖子さんが出したアルバム「続・40周年記念アルバム『SEIKO MATSUDA 2021』」を、その前年に40周年記念アルバムを出しているのですが同じ様なコンセプトのアルバムを続けてまた出す形になりました。


前作同様、アルバム前半に80年代の名曲「青い珊瑚礁」「時間の国のアリス」「瞳はダイアモンド」「チェリーブラッサム」「時間旅行」、後半に新曲をまとめて収録しています、が、聖子さんは大好きな私ですがちょっと、んー、このアルバムはなんか聴いてて楽しくなかったなぁ・・まず前半5曲はやっぱり80年代の輝きを全然再現できていない、多分原キーで歌えて、裏声多用しつつなんとか卒なく無難に歌ってるような、そもそも声が出てないしパワー不足が際立っていて、これが現在の聖子さんなんだろうし、今、コンサートで歌う過去のヒットメドレーはこんな感じなんでしょうか。


逆に、6曲目からは聖子さんのいつものセルフ作品の流れになっていますけど、こちらはまさに今の聖子さんのボーカルに良く合った、違和感なく聴けるラインナップな様な気がします、この、80年代のヒットシングルをセルフカバーする流れを今回繰り返さなくても良かったんじゃないかなぁ、どれも名曲ではあるけど2022年に聴き直すにはやはりメロディや詞が古さを感じる気もするし、そもそも80年代のヒットを連発していた頃の聖子さんはもういなくて、聖子さんは今の聖子さんなんだということを非常に感じたアルバムでした。


音楽活動を続ける聖子さんをリスペクトしつつ、彼女はいつもコンサートにも80年代の自身のヒットシングルのメドレーを入れているし、彼女もファンも、当時の大活躍にどこか縛られてるところもある気もするけれども、でも一番新しい、最新の聖子さんがその時々の聖子さんには一番合っていて、私も一番大好きな気がしています。