少し久々の投稿、私は観月ありささんが女優・シンガー両面で大好きで、最近通勤途上でよく聴いているのが、1994年12月にリリースした「ARISA Ⅲ LOOK」という、文字通り彼女のサードアルバム、彼女の美しくもコケティッシュな容姿、いつもニコニコして性格の良さを垣間見せるところ(これは結構大事)、そして伸びのある豊かな歌声がとても好きなので、ヒット曲「Happy Wake Up!」もとても爽やかだし、このアルバム全体もなかなか良いなと思います。


尾崎亜美、呉田軽穂、小室哲哉、奥居香、つんく、杏里等、メジャーでカラーの強い作家陣の楽曲をどれもそれなりにサラリと歌いこなせるのは実は凄い才能だと思う、このアルバムでもピチカートファイブの小西康陽さんの「らしい」曲も、小室哲哉さんのテクノダンスポップスも、レゲエ調の曲、バラード、全部、ありささんの個性とぶつかったり打ち消しあったりすることなくそれぞれの定位置に収まっている、逆に言うと何かコンセプトが一つあってアルバム全体で表現するというより色々な曲を通してその時々のありささん自身が表現されている、そういうシンガーなのかな。


観月ありささんは間違いなく歌が好きなんでしょう、ドラマ中心にしつつも今年もデビュー30周年記念のオリジナルアルバムを出してくれるのは本人の意思がかなり入ってると思う、決して大きなセールスに繋がってはいなさそうだけど本人の自然なでもハッキリとした意思を感じる作品のリリースはファンにとってはとても嬉しいです。