さて、今朝は1986年2月、もう今から35年前にリリースされたJanet Jacksonのサードアルバム「Control」を、ジャネットはこの前から音楽活動をしてはいたけれどここからジャム&ルイスというプロデューサーチームと組むようになって、そしてカットされたシングルが次々に大ヒット、アルバムも特大ヒットとなってジャネットの快進撃が華々しく始まった、彼女にとっては大きな大きな意味のあるアルバムです。

今回取り上げたのは、コロナで自粛自粛と言われ続けていて、ふと抑制、コントロールと言う言葉を連想したから、このジャネットのアルバムでもコントロールは家族や周りに流されるんじゃない、自分でしっかりと自分の人生をコントロールしていくのよ!という、強い意志を持つことだと私は思っていたし、多分そう言う意味だと思う、だから抑制と言う意味よりも彼女自身の、内面の解放とか成長とか、そんな感じでしょうか、ただコントロールって言う言葉をアルバムタイトルにするのも実は凄い思い切った判断なんじゃないかな、この時期の彼女ならではの選択ですよね。

この後に「Rhythm Nation 1814」「janet.」とメガヒットを連発して行く彼女ですが音楽に込められた集中力とか気迫みたいなものはこのアルバムが一番高いと思いますねぇ、ハードなサウンドとポップなメロディ、甘やかなボーカルの組合せが絶妙で、今聴いても全く古くならない気合いのアルバム、Mariah Careyや宇多田ヒカルさん、安室奈美恵さんも憧れたジャネットの音楽が凝縮されています。

こんな明確にポップなコントロールなら楽しくて良いんですけどねぇ、ハー・・という感じです。