今日は炊き込みご飯にハンバーグ・ほうれん草のお浸し・ひじきと豆の煮物の昼食、朝、お弁当を詰めながらお腹が鳴ってしまった、ハハ。

先日の地震の夜にあれやこれやしていてほぼ眠れなかったらもうダメ、私は寝ないってのが覿面に疲労に繋がる様でしかもなかなか回復しないという、今回も何日もかかってやっと疲労が抜けた気がします。

疲れていて、気楽に流して聴きたいとチョイスしたのが2000年5月リリース、杏里さんの2枚組ベストアルバム、タイトルもシンプルな「Anri The Best」、初期の「オリビアを聴きながら」「コットン気分」「思いきりアメリカン」、ブレイクした「CAT'S EYE」「悲しみがとまらない」、セルフプロデュース移行後の「ドルフィン・リング」「嘘ならやさしく」「最後のサーフホリデー」「SUMMER CANDLES」等、長く歌ってきているだけに他にもこの曲もと言うのは多々あれど杏里さんの主だった曲がとりあえず一通り入っています。

ただ、杏里さんのことは大好きな私、なんだけどこれは殆ど聴かなかったんだよなー、曲順もそれぞれのリリース時期とも関係なくバラバラ、この曲順である必然性を感じないし、オリジナルの歌唱を収録していてアレンジもあまり一貫性もなくて、なんかこう、繰り返し聴く気に全然ならない。

杏里さんと言うのは凄くアルバムアーティストなんだなぁと思います、それぞれのオリジナルアルバムで聴くのが一番良くて、後は全面的にリアレンジ・リテイクしたアルバムが良いのはとても慎重に、アルバム全体として聴ける作りにしているのは凄く良い、ただこうポンポンと並べてみましたと言うこのアルバム、新曲もなく、ジャケットのアートワークもなんだか素っ気なくて、あまり作り手側の愛情を感じない気がして、ベストアルバムでありながらどうにも杏里さんの良さが出ていないと正直思う作品です。