暖かくなってきて、この冬は物凄く寒い日が数日、後は概ね暖かかったような気がします。

さて、これも母が送ってくれた、好きなんだけど自分ではなかなか買うことがないミスタードーナツのポンデリングとともに、1990年11月にリリースされたWhitney Houstonのサードアルバム「I'm Your Baby Tonight」を、これねぇ、Whitney大好きな私が何度も聴こうと手に取っては途中で聴くのをやめてきたアルバム、今回改めて、最後まで通して聴くのは初めてかも知れない、で、やっぱりダメだった、途中で何度やめようと思ったか。

その前の2枚のアルバムが特大ヒットしていて、ここでガクンとセールスが下がったのもまぁ分かる、全てが名曲のオンパレードだった前作までと比較して明らかに曲がどれもあんまり良くなくて、これはどうなの?と思う、大ヒットした冒頭のタイトル曲と「All The Man That I Need」は良いとして後は、後半はもう聴いてて凄く長く感じた。

この前の、大ヒットはしたアルバム2枚が曲が白人寄りだと言うバッシングがあったそうで、それでWhitney自身の考えもありR&Bだったりファンキーな曲にチャレンジしてみた様ですが、90年代初期特有のR&Bのノリがあって、それがWhitneyとどうも合わない、90年代後半の「My Love Is Your Love」辺りになると凄くしっくりくるようになるんですが。

それでもNO.1ヒットを2曲含んで、他のアーティストならおそらくその人のキャリア最高レベルのセールスを収めた本作ではありますが、多分それは当時のWhitney個人の人気や勢いによるものが大きかった気がする、彼女の作品は殆ど大好きなものばかりの中で、どうもこれだけは今でも好きになれない1枚です。