さて、母から送って貰ったおでんを食べながら、こちらは1992年3月リリース、CHAGE and ASKAのベストアルバム「SUPER BEST 2」です、これはこの前年にドラマ「101回目のプロポーズ」が大ブームとなって、その主題歌「SAY YES」も記録的なヒットとなり、チャゲアスが、その前から一定の人気はあったんでしょうけど私の印象は一気にここで大ブレイクした感じで、その勢いの中で出たのがこの作品で、200万枚超の大ヒットになりました。

多分この、ドラマ主題歌になって大ヒット、そしてそれを含んでかつシングルも多数収録したアルバムが何百万枚と売れると言う90年代の邦楽のトレンドを決定的にした走りがチャゲアスであり「SAY YES」やこのアルバムの様に思います、「SAY YES」の大ヒットを受けてその前に出た「LOVE SONG」「DO YA DO」「太陽と埃の中で」等もまたヒットしたり、続く「僕はこの瞳で嘘をつく」も大ヒット、とにかくここから暫くチャゲアスは凄い人気ぶりでした。

私はこれもまた当時の知り合いがチャゲアスの、と言うよりアスカさんの大ファンがいて、グループで三重の志摩スペイン村に遊びに行く時の車中で「アスカさんは音楽としてでき得ることを全てやって作っているんだ」と熱く語っていたのを凄く覚えています。

ただ私は、もちろんチャゲアスのことは知ってはいたし、TVで歌ってるのも見聞きしたりしてたけど特に「SAY YES」以前はなんともいなたいというか泥臭い、それはルックスもだし楽曲もどこか古くてズッシリ重い、分野的にはフォークなんだろうけどなんかなーと言う、正直あまりすごく好んで聴く感じではなかったのを、大ヒットして街じゅうでよく流れていたし、と思いこのアルバムも手に取ったのです、が、やっぱりダメだったんだよなーそして今回聴き返しても良いと思えなかった。

この、チャゲアス特有の重さ、泥臭さみたいなものが単純に私は苦手なんだと思います、その後の、例えばアスカさんの一件もそれでどうこうは何もなく、曲を聴いてどう思うかだけなんですが、私の場合は音楽には癒しとか解放、ホッと息つく空白みたいなものを求めていて、このブログでの趣味嗜好に色濃く出ているかも知れないです。