「THE GREATEST HITS - 小室哲哉作品集 -s」は2006年2月リリース、文字通り小室哲哉さんが色んなアーティストにプロデュース・楽曲提供した作品26曲を2枚組にしてソニーから出したコンピレーション・アルバムです。

同日同タイトル同趣旨で小室さんの別作品を同じく2枚組でエイベックスから「-a」として出していて、これだけで耳馴染みのあるヒット曲の数々40〜50曲、TMN・trf・globe・安室奈美恵・華原朋美等々プロデュースしたアーティストも凄い、というか凄いメンツの代表作を小室さんが書いているし、もちろんここに収録されていないアーティスト・ヒット曲・名曲も数多ある訳で、小室哲哉さんのヒット請負人としての活躍の凄さ、日本の音楽界に果たした貢献の大きさの一端は十分感じる事が出来ます。

昨年またプライベートで騒がれていて、才能ある人が必ずしも聖人君子ではない、むしろ真逆のパターンが多いことを小室さんも示してしまっていますけど、それでも小室さんの実績は誰にも否定はできない、まぁここまでくると、むしろ普通の真っ当な常識人には万人を熱狂させるヒットを大量に連発することは難しい面もあるんじゃないかなんて思ったりもします。

この作品も良く聴いた曲ばかりだけど、今、改めて良いと思ったのは観月ありささん「TOO SHY SHY BOY!」、中森明菜さん「愛撫」かな、「愛撫」はあの時期の明菜さんと小室さんにしか作れない奇跡の様な名曲ですね。