やっときた週末、これは2001年に出たマイケル・ジャクソンの、結果的に生前最後のオリジナルアルバムとなった「INVINCIBLE」、これ、私は札幌で買ったのをなんか覚えています。

マイケルは生前はあれこれ酷い言われ放題だったのに死後手の平を返すように神様みたいに崇め奉られて、良いんだけど世の中の評価なんていい加減で不条理なものだってつくづく思う。

70〜80年代まさに世界で一番のスーパースターだったのに90年代はゴシップに塗れてめちゃくちゃネガティブな受け止められ方をしていた、で多分そういう騒動が影響してのかなりお久しぶりなイメージのこのアルバム。

私はこのアルバムかなり好きで、2019年の今聴いてもカッコイイと思ったなぁ、前半のアップテンポな、ロドニー・ジャーキンスらしさが出ている流麗なトラックに軽くアジャストできるのは流石スーパースター、2000年代初め時点でのの最新の音楽にきっちりアップデートしていると思うし。

後半のバラードが続くパートはちょっとかったるいけど悪くなく飽きずに聴けて、マイケルのピュアで繊細な部分がよく出てる気もします。

私のスペイン語の先生とよくマイケル・ジャクソンの話をしたなぁ笑・・彼女は、マイケルはいつまでも少年のままでいたい人なんだと、割とアンチな言い方をしていましたけど・・少年っぽさ、をマイケルは凄く重要なものと思ってる感じはこのアルバムでもするかもしれない。

彼の優しさとかピュアさ、繊細さが凄く出てるアルバムかなと思う、生前のめちゃくちゃ叩かれまくったマイケルも、死後にひたすら崇め奉られてるマイケルも、彼の一面ではあるだろうけど全てではないんだろうなと。

この音楽を通して感じるマイケル、これが私にとってのマイケル・ジャクソンです。