学校にも行かない、放課後等デイサービスにも行かないコロ。
家で私が勉強を見てはいるが、家族以外の人とコミュニケーションを取る手段が全くなくなってしまった。
そんな訳で、地元で開設したばかりの精神疾患専門の訪問看護ステーションに助けを求めることになったのだ。
会社の運営がまだ不安定なのか、短い期間で担当が変わったり、猛烈に催促しないと領収書が貰えなかったり……小さな(?)トラブルはあったものの、新年度からは作業療法士(OT)さんが週2回・30分間、我が家に訪問してくださることで落ち着いた。
OTのお兄さんは、コロの担任の先生と同年齢。
正直、最初は「大丈夫かなぁ…」と思ったけど、こちらの話は真摯に聞いてくれるし、コロの気持ちに寄り添ってくれるし、大変ありがたい。
少なくとも、若人講師先生よりは1億倍ぐらいコロに興味を持ってくれている。
4月からコロが登校できる可能性は限りなく低いけれど、家族以外の人が定期的にコロに関わってくれることは心強いことだ。
親が焦っても、コロが「動こう」という意思を持たなければ意味がない。
特性のために24時間オムツが取れず、偏食も酷い。学校に楽しめることが1つもないコロが、1年休んだくらいで急に動くのは難しいだろう。
今は「就学猶予」の時期だと思って耐えるしかないのだ。
……それにしても、コロが就学できる日は来るのであろうか。
※文部科学省のHPより。まだ「就学猶予」というシステム自体は残っている模様。
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精神疾患のある子どもが入院する病院に勤務する「こど看」さん。
子どもを温かく、全力で見守る「こど看」さんの言葉にいつも励まされています。
※子ど看さんのTwitter(X)より。
コロを担当してくださる訪問看護のOTさんが「この言葉、いいですね!」と共感してくださって、嬉しかったなぁ。
【子どもと関わる時の”お寿司最高かよ”byこど看】
・脅かさない
・すぐに助言しない
・叱責しない
・最後まで話を聞く
・意向を軽視しない
・子どもが使う言葉を使う
・疑わずに一旦信じる
・感情を否定しない
・余計な一言を言わない
この頭文字を取った「お寿司最高かよ」は、子どもを見守る全ての人に役立つことだと思っています。
が、実行するのは超超超難しいです………。
いやはや、私は修行が足りんなぁ
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