ふと、息子の児童精神科の薬を服薬カレンダーにセットしていて、気が付いてしまった。

 

 

↑※ダイソーで150円(税抜)で入手。便利過ぎる。

 

 

 

……この薬が全部なくなる頃には2023年が終わるのか!!

 

まさに、驚愕の事実だ。

 

 

驚愕の事実と言えば、ハコの保育園(1歳児クラス)で月1回配布されるプリントに「最近は、ますますお話が上手になり”せんせい、どんぐりあったよ。””〇〇つくってるの”などと会話を楽しんでいます」という一文を発見してしまった。

 

 

え、え?!待って、二語文?!1歳児クラスで?!

……頭をシティーハンターの100トンハンマーで殴られるぐらいの衝撃であった。

 

我が家のハコといえば、来月2歳になるというのに、「め」「うん」「なー」「パー」の4種類で生活を回している。二語文どころか、最大で2文字だ。

 

 

4種類の言葉(音声?)でコミュニケーションを取るだなんて、ある意味で凄い才能だとは思うが、ハコの1歳半健診の時にも不安な要素はいっぱいあったし、何だか焦ってしまう。

 

 

先月、保育参観でお散歩の様子を見せて頂いたのだが、先生が持っているロープを頼りに1列になって歩くお友だちを尻目に、ハコは1人だけベビーカーに乗せられて公園へ行っていた。

 

この形態になったのは、お散歩中にハコが何らかの問題を起こしたのかもしれない。連絡帳には何の記載もないし、自分からは怖くて聞けていないのだけれど。不安

 

 

同じ時期に入園した3月生まれのAちゃんは、1月生まれのハコの身長をあっという間に追い越したばかりか、日本語を喋り、ズボンを自分で上げられるようになっているのを見て、腰を抜かしそうになった。

 

 

ハコが早生まれっていう問題ならAちゃんも当てはまるはずだし……。ハコがちょびっとだけ低体重で生まれたのが原因なんだろうか……。

 

これは本当に「個人差の範囲内」で「様子を見ましょう案件」で良いのだろうか……。

 

ますます悩みは深くなるが、私が焦ったところでハコがスタスタ歩くようになる訳でもなく、二語文がいきなり出てくる訳もなく。

 

 

コロを育ててきた経験なんぞ何の自信にも繋がらなかったやないかい、と自分でツッコミを入れたくなる。真顔

 

 

もし、これが他のお母さんから「ウチの子、2歳になっても言葉が出なくて。凄く心配なの。」と相談されたとしたら、私は間違いなく「ウチの子、ちゃんと喋るようになったの4歳だよ?ぜんぜん様子を見て良い年齢だよ~!」と答えていただろう。

 

 

それなのに、いざ自分の子になると「2歳 言葉が遅い」などとインターネットで検索している自分がいる。

 

 

まったく浅はかな母である。

浅はかな人間が母になったとて、そう簡単に変わらないのだ。

 

 

私の口からハコに関する不安を聞いた夫は、平気な顔をして「なぁーに、その内にウルサイぐらいに喋るようになるよ。よそはよそ。ウチはウチ。」と言いながら餡団子を食べていた。

 

きっと、彼は人間をやるのが3回目ぐらいなんだと思う。

 

 

人間として生きるのが1回目な私は、コロが学校に行かないのも、ハコだけベビーカーに乗せられてお散歩に行っているのも、不安で焦って空回りするばかりだ。

 

 

 

……108個じゃ到底納まらない煩悩を抱えてフリーズ状態なので、今はとりあえず「雨風をしのぐために、今月の家賃の振込を忘れない」という基本的なことからやっていくのが良さそうである。

 

 

 

 

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余談だが、アニメ「サザエさん」に登場するイクラちゃんは「ハーイ」「バブー」「チャーン」の3つしか喋らないけど、一体何歳なんだろうと調べてみたら、公式サイトで「年齢は1歳半くらい」と記載されていた。

しかも、タイコさんは22歳。あんなにしっかりしてるのに、22歳だなんて!!凄すぎる。


※フジテレビ「サザエさん」公式ホームページのスクリーンショットより。