我が家の自閉っ子コロ(特別支援学級在籍※みどり学級(仮称)、3年生)は今年度に入ってから、週2日ほど算数の時間だけ登校する日が続いていた。

 

 

なぜ算数だけ出席していたかというと、算数は彼が唯一安心できる科目だから。

 

他の授業はどうしても出席するのが無理だという。

 

国語は、読まされるのか、書かされるのかが分からないから不安すぎる。

 

図工は何をするのか分からないから不安すぎる。

 

体育、音楽、生活単元、道徳、学活……以下同文。

 

 

算数だけは、何らかの「計算」をする授業だと分かっている安心感。

教室移動もなく、いつものメンバーでやる授業。

コロ本人も「算数なら安心!!ニコ」と言っていた。

 

 

親の私も、算数は毎日あるし(今年度の最初に配布された時間割には確かにそう書いてあった)、毎日1時間だけでも行けるようになれば御の字かな。真顔

 

……と思っていたのだが。

 

 

蓋を開けてみたら、とにかく今年のみどり学級は算数をやらない。

親の仇かと思う位に算数をやらないのだ。絶望

 

 

算数ばっかり狙ったように、体育と図工に変更になってしまう日が続いている。

(主任ボスB先生が気まぐれで決定し、みどり学級1~6年生全員の予定が変わってしまうのが全ての元凶。。。)

 

 

ある週など、本来なら月~金曜まで週5時間あるはずの算数が、授業変更で週2時間しかなくなっていたオエー

 

算数はどこへ消えた????

 

4時間ぶっ続けで図工、翌日も2時間ぶっ続けで図工。

…一体どんな大作を作っているのかは知らねども、それではコロは登校できぬ。

 

 

たまーに行われる算数の時間にコロが登校しても、コロはヒジョーに暗い顔をして帰ってくる。ネガティブ

 

そればかりか、担任の先生から「授業中に荒れたので、お家でも注意してください。」と言われる始末。オエー

 

お友達に迷惑がかかるのは避けたいので、親子の大好物であるサッポロポテトを美味しく食べながら落ち着いた状態で、コロに荒れてしまう理由を聞いたといころ……。

 

コロは「算数はつまらないんだ。僕は頭がバグるんだ。」と一言つぶやいて泣いた。

 

 

聞けば、ずーっと繰り返し同じプリントをやっていて、全くステップアップしないのだという。

 

 

OH……算数も行けないのね……昇天昇天昇天

 

 

どうやら、小学校の担任を生まれて初めてやる講師の若人先生(※当然仮名)は、授業準備を殆どせず、ずっと同じような授業をしているらしい。

 

 

という訳で、コロは今週は学校を全休することに。

(今年度2度目。。。)

 

 

 

ああ、これ……何か既視感がハンパない。

こうやって、だんだんとコロの生気がなくなって、前の学校でも不登校になったのよ。

 

 

去年の今頃、藁にもすがる思いで他県に引っ越して、担任のS先生が合理的配慮を細かく細かくやって下さったお蔭で、ようやく学校に行けるようになったのに。

 


またブチ壊しだよ。オエーオエーオエー

 

 

この世にタイムマシーンが開発されてなくて、本当によかった。

もし、去年の私が1年後のコロの姿を見たら、絶望して自殺していたかもしれない。

 

 

みどり学級の先生方に向けて、イラスト付きで「なぜコロが算数しか出席できないのか」を説明するお手紙を書いたけど、完全スルーされてしまったので、お知恵を拝借すべくスクールカウンセラーの予約を取ることにした。

 

 

今年就任したベテランのスクールカウンセラーの先生に事情を話し、B先生が保護者用に作った週間予定表を見せたらば、眉間に皺を寄せて絶句。

 

「そりゃコロくん、学校に行けなくなるのも当然だわ。」と一刀両断。

 

スクールカウンセラーの先生は、丁寧に丁寧に、時間の許す限りじっくりと話を聴いてくださり、「でも、せめて1時間だけでも登校したいわよね!せっかく少人数という場だけはコロくんに合っている訳だし。また作戦会議しましょ!」と言ってくださった。

 


 

ふとん1ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん2ふとん3

 


 

【一年前のトンコ(つまり私)に告ぐ。】

 


コロはまた学校に行けなくなった。

だが、絶望して死んでいる場合ではない!!

 

今回は違うぞ!!

校長先生も、スクールカウンセラーの先生もアナタの味方だ!!

 

喜べ、今回は管理者や教育委員会は敵じゃないんだぞ!!

 

長期で出来る在宅ワークの仕事も決まったぞ!!

むやみに失職に怯えなくてもいい!!

ハコも保育園に入園できたぞ!!

 

 

瀕死の状態でも、ボロボロになりながら家族と生きるんだ。真顔

 

 


 B先生と若人先生に立ち向かうエネルギーは既に残っていないけど。。。チーン