自閉っ子コロ(特別支援学級、2年生)の不登校問題が何も解決しないまま、ついにゴールデンウイークに突入してしまった。


……二次障害で外に出ることすら怖くなっている様子。



そんなコロに対応する内に、ついに私もうつ病の発作が再発し、抗不安薬が手放せなくなった。

心にも体にも、びっちりカビが生えてしまったような不調が続いている。



アンパンマンがかびるんるんに攻撃されて、顔が青緑色になって膝折れる姿は、まさに今の私である。



不登校になってしまったコロのために、何かしなくちゃ。どうにか動かなきゃ。

思えば思うほど、不安は増し、体は動かず。



でも……もう、コロの通う学校とも、その上の教育委員会とも戦う元気がない。



戦っても変わらないことは証明済み。

就学相談で丸1年戦っても、駄目だった機関に、もう相談する気にもなれない。



昔から、「人は変えられない。自分が変わらないと。」そう教えられてきた。

私もそうだと思い込んでいた。



だがしかし。



ASDの息子は、普通の人以上に、周囲に合わせるのは難しい。変えるのは尚更ムリだ。


自閉っ子が変われるのは年単位の時間を要する。

それどころか、彼の特性は一生変わらない可能性すらある。




人生は短い。


分かって貰える人を探す方が良いのではないか。


「君は君でも良いんだよ」と言ってくれる場所を見つけて、じっくり変わるのを待つしかないんじゃないか。



まずはコロが安心して過ごせる場所を探すんだ。

何度失敗しても探すんだ。




ジャムおじさん、バタコさん、お願いだから私に新しい顔を作っておくれ。

……つくづく、パワーが足りない駄目母である。