ひさりぶり「ラインの黄金」を観る。

 

 

演劇としては「指環」のなかでは一番面白いうえに、上演時間短いし、好ましいはずなんだけれども、忘れてました、製作は癖の強いロイヤルオペラです。

 

第一に

 

とにかくハダカはいいかげんにやめようよ。

 

キャラとしては曲者「ローゲ」が一番好きなんだけれど、演者の歌い方はミュージカルっぽい。

 

声域はテノールってのが気に入らない。

 

曲者の声域がテノールの演目はあまり無い(ミーメとかヘロデ王とか)変なキーキー声の役柄。

 

通常、テノールって世間知らずのキャラでしょうに、悪人ローゲには合わない。

 

アルブレヒがまたまた気持ち悪すぎる。

 

いろいろなことを諦めているヒトだから、もの悲しい部分を出さなくちゃいけないのに、徹頭徹尾気持ち悪くてダメ。

 

「指環」はロイヤルじゃなくてMET演出がいいなー。

 

「指環」はシルクドソレイユなくしては演じられない、ヴァルハラ入城なんてアクロバットだもの。

 

個人の感想です、なんて言いません、王様の耳はロバの耳。
 

コレでは”ブー”です。

 

昔は”ブー”結構あったのにいまのロイヤルはスポイルされている…

 

負けん気を見せんと、誰も感動させられないよ。