METライブビューイングで、「ドン・ジョバンニ」を見る。

 

 

ドン・ジョバンニ役はイケメン ペーター・マッティ様。

 

新演出ということで楽しみにしておりましたが、たしかに新演出です。

 

な~んとドン・ジョバンニの騎士長殺しは剣じゃなくて、銃殺なんですわ ←シンプル・あっという間・納得

 

これでは騎士長に恨まれるはずです、卑劣です。

 

ここはどれだけ卑劣な演出ができるかの場面なので、とにかく第一関門クリア。

 

あとから恨みがましく騎士長が出てきても違和感無し。

 

指揮者は女性で曲運びがテンポがよくて聴きやすい。

 

いつものまどろっこしいモーツアルトと思えないサクサク感。

 

先日観た映画「TAR/ター」のモデルじゃまいか、と思うぐらいカッコイイ指揮者。

 

MET演出だから当然だけれども、ロイヤルオペラでは登場する女体盛りもなかったし、ドン・ジョバンニ退場後、最後全員でのお茶飲みもなかった。

 

いまどき女体盛りをやったら大炎上するわね~(けっこう好きだが)

 

これは喜劇だから、観客はもっと笑わなくちゃいけないが、マッティ様は笑えるように演じていたけど、日本人笑わないね~