「茶のめ」をしみじみと見る。
いつも遠くから見ていただけだったから、この瑠璃色の茶碗は土台の真ん中にあるとばかり思っていた。
今回、近くで見たところ、ありゃりゃ、ずいぶん端っこに設置されているんですね。
直島訪問客へのもてなしとして設置されているが、いまはあまり目立たなくて残念。
桟橋を入り口にしようと計画するも、あまりにコストがかかるので諦めたとか。
ベネッセの開館オープニングセレモニーは三宅一生さんのショーで、そのとき、来訪者は桟橋から来たそう。
これからいつかそうなるときが来るかも~
「茶のめ」の近くにジョージ・リッキーの「3枚の正方形」 ↓
パーク前にあった「ベリスタイルⅥ」が杉本先生の「聞鳥庵」に変わってしまったので、近くで見られるのはこの正方形だけになってしまった。
コレ、知らんかったが、そばに寄ると動くんですわ~(じゃなくて、風で動くらしい)
結構コマメに動いてアピールしてくるのが楽しい。
下に水槽が埋めてあって、浮力で浮いていて、1枚100キロ、風を受けると動くが、水の抵抗でゆっくり動くそう。
訊いてビックリ!
ガイドさんに教えてもらって充実の外歩き。
「3枚の正方形」は3枚が同じ方向を向くように設定されているが、ただいま1枚が絶賛故障中で、あっち方向を向いてしまうとのこと。
と聞いて、故障でもダダッ子みたいでますますカワイイ。
冬の直島は風が強くて、いつもは気づきもしなかったことを風がいろいろ教えてくれる。
もちろんヴァレーギャラリーはそういうことで、池に浮かぶミラーボールが、夕方の冷たい風に吹かれて、音をたてて奥のほうに集まって行くサマを見る。
カシャカシャカシャカシャ・・・
「帰ろ帰ろ」って言っているみたいで超可愛かったんです~
ガイドさんにそれを言うと、非常に喜んでくれる。
直島は、とにかくスタッフと話すのが一番楽しい~