今回は辛口です。
長~いので、嫌いなかたは以下は読まずにお帰りください。
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ここは初めて行くにはハードルの高い美術館です。
体験型と見学型、有料と無料の展示がゴチャになっているので、館員と見学者とのあいだに齟齬が生じてスタッフがトゲトゲしている。
日本人ですらわからないオペレーションだから、これで外国人観光客来たら目も当てられない。
惨憺たる観光場所になると思うとやりきれない。
お願いだから訪日観光客さん、ここへ行かないでください。
団体客はプールの申し込みはできませんし、個人で申し込んで待つにも時間がものすごくかかります。
もし行くなら無料エリアだけササッと鑑賞してください。
プールは上から覗くだけにしましょう。
そしてミュージアムショップ行って何かステキなお土産をゲットしてください。
フライタークグッズ置いています。
充分です。
雲を測る男にしろ、スイミング・プールにしろ、スタッフにちょっと訊ねても、華麗な正解は出て来ない。
思えば、朝からここのスタッフは問題あるある。
朝9時半、入場の際に事前にネット購入したチケットを見せて「プールの予約は済んでいます。で、このチケットでプール入れますか?」と問うたら、入場口女性スタッフ、「入れません!」と即答。
混んでいると聞いていたのでチケットはネット購入しておいたのに、この行列に並ばされるなんて意味不明。
でも仕方ないので買い直そうと、もの凄い行列に並んでチケット売り場で訊ねると「コレ、プール大丈夫です。展示2つ見て、出入り自由ですから、プールの予約時間に来てください」
で、企画展見ようとしたら、企画展予約時間11時で取ったので「時間になっていないから入れません」と言われ入場できないの。
出入り自由な企画展なのに?
しょうもないので収蔵品「うつわ」の展示エリアに入って見て、庭の作品群を見て、ショップ行って買い物して時間をつぶして再度企画展に挑戦、しょうもない。
プールの予約は夕方なので、企画展見るもどうでもエエ状態、なのでタクシーで一度ホテルに戻ることにする。
時間を見計らってホテルから再度、21世紀にやって来て、スタッフにプールの予約画面を見せて「あと5人なんですが、どこで待てばいいですか?」と訊ねると「外で待っていてください」とニッコリ←ここで笑えるのか?
5分か10分の待ちだし、もう展示室6近くで並んで待たなくちゃいけないはず。
信じられない答えに呆れたので、コヤツにかまわずに展示室6前まで進む。
プールの担当スタッフにすぐに受付するよう言われる。
1グループ5分、1人だろうと4人だろうと、グループごと持ち時間は5分←これは良いです。
「よーく聞いてくださいね」と言われたので説明をしっかり聞いて、つまりは大事なことは「5分で帰って来い」ってこと。
そのままプールに向かうことに。
タイムは分単位で測られて、ヨーイドン!
階段を急いで下りて、プール見て、急いで戻って1分早く帰還。
ようやくスイミング・プール見学終了。
このオペレーションはとてもいいです、スピーディ。
事前予約でも当日予約でも安心、たった3分間だろうと親切な見せ方。
たくさんの人に、安心して見てもらえる。
とはいえ
見るまでに超時間がかかってクタクタになるのは事実。
でもクタクタはレアンドロのプールのせいじゃないの。
じゃなくて
総じて館内全体のオペレーションとスタッフの応対が悪いから。
トリップアドバイザーではどうなっているかとチェックしたところ、やっぱり~
もうクソミソ状態に言われておる。
みんな同じことを思ったんだ~
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思えば、ここの元館長さん、スタッフ7人からパワハラで訴えられたものの「嫌疑無し」で決着。
もしももしも、ジブンここの館長だったら、同様にスタッフたちと軋轢おこすと思います。
それぞれのスタッフは互いの連携が取れておらず、来場者からの質問に「スタッフ個人が信ずること」を述べるというとんでも美術館です。
ボランティアもいるようだが、ミナペルホネンの制服を着てしまったら、見学者には区別がつくわけもない。
質問の意味が通じない館員、でも日本人よね?
来場者は観光客で、1回しか来ないから何を言ったってどうでもエエと思っている??
この人気と、来場者数だから改善する気はない??
SANAAが設計したこの美術館は金沢の顔。
館員はその自覚ないみたい。
母体が地方自治体だから単なる地方雇用の場ってことで??
でもね
ここで給料を貰ったりミナの服を着させてもらっているなら、せめてチケットの種類や作品の場所がどこかぐらいかはちゃんと覚えて説明や案内できるようにスタッフ間で練習して答え方を共有しておこうよ。
美術館ってブツばかり注目されるけれど、本当に重要なのは「人」
十和田市現代美術館がんばっていますよ ↓
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ジブン、チケットチェックの際に「レアンドロのブエノスアイレスは簡単に行けますか?」と受付で質問すると、
「簡単じゃないです」← 耳かっぽじって注意して聴くジブン、説明を聞く準備をさせるのが巧い。
スタッフは地図を指さしながら、
「こう行って、ここ曲がって、外に出て〇〇の壁を左側に見ながらまっすぐ進むと突き当りにあります」
説明し慣れている。
「~て~て~と~にある」
道を教えるときの日本語の綺麗な構文なので、ドイツ語で言う「アレス クラー!」とばかりに理解する。
これでわからないなら、ジブンがボケている。
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自治体の環境が悪いばかりに展示ブツ ものすごく水準が高いのに簡単に見に行けない美術館がある。
対して
兼六園のそば、SANAAの建物にレアンドロだのタレルだの人気アーティストの作品展示してバス便アクセスも万全。
だから観光客多すぎて、グダグダな美術館もある。
どちらも建築家西沢立衛大先生が参加しています、もったいな~い。
元館長さん ↓