釣り堀の向こうには
富士と小田急ロマンスカー。
多種のトラウト(マス)の釣り場で
サーモントラウトを使った料理が楽しめる
レストランが併設されているとのこと。
お昼ご飯は小田原駅そばで取る予定でしたが
満場一致こちらのお店で頂くことに決定。
さて、のんびり走りながら
あじさいまつりの会場に到着。
茶畑、トウモロコシ畑、水田の間を格子状に道が走り、
道の脇にあじさいが植わっています。
あじさいは数日前の雨のお陰で
まだまだ瑞々しさを保っていました。
それにしても印象的だったのは
会場の水田脇はもとより
町のなかの水路に流れる水の豊かさと
音の涼やかさ。
まさに自然の豊かさそのもの。
私の子ども時代の風景と
重なるものがあります。
20代前半くらいのカップルに頼まれ
写真を撮ってあげました。
あじさいに加え
背後の富士山も一緒に撮ってあげたら
とても喜んでくれました。
若い人がデートをする場所に
このあじさいのきれいな場所を選ぶとは
素敵ですね。
さて、暑いなか
あちこちのあじさいを観て回ったので
皆さんお待ちかねのランチ。
トラウトサーモン丼
トラウトサーモンのお刺身、燻製、いくらが載っています。
ご飯は軽く3膳分はあったような。
米粒を残す罪悪感から、苦しみながら完食。
(参加者はみな昭和世代で、
この罪悪感を共有してくれた)
食後は小田原城を目指してのんびりラン。
酒匂川沿いのサイクリングロードの終点まで
思い思いのペースで進みます。
ところが、走り出しから辛い。
ランチで残さずに食べたご飯が
胃のなかでゴロゴロしています。
日差しも強く
ほかにも歩く人がちらほら。
すると、
歩いてばかりだと
「あじさいラン」ならぬ「あじさいランチ」
で終わっちゃう！
ちゃんと走らなきゃ！
と檄を飛ばしてくれた方がいて
確かに、走るつもりで
60km先からやって来たのに
ランチを食べただけで終わるのも
妙な具合だな、という気分になり
お陰で走り出すことができました。
もしかすると
その方はご自分に向けて
発したのかもしれませんが
有難い言葉でした。
欄干に金太郎と従者の動物たち
酒匂川
たまに木陰があるのが嬉しい
サイクリングロードの終着点からは
小田原市街地の歩道を走り
小田原城の旧大手門まで何とか走り切りました。
小田原城内のしょうぶ園には
まだしょうぶが残っていました。
もう花は終わっていると思っていたので
来た甲斐がありました。
この後、天守閣を眺めながらかき氷を食べ
小田原駅で解散。
翌日は雨の一日だったので
この梅雨の合間の夏日は
本当に貴重な時間でした。
ご一緒した皆さんに感謝です。