三連休最終日、天気がよかったので散歩に出掛けました。
バスがあまり得意ではない夫を説き伏せ、山下公園そばでバスで移動。
 

 

 

マリンタワーを右手に、港の見える丘公園へ向かいます。

途中、フランス山にある「愛の母子像」に手を合わせます。

先月末が被害女性(母親だった方)の命日だったそうです。

 

 

みなとの見える丘公園から東京スカイツリーを望む

 

山下埠頭のガンダム展示は来月末までとのこと。

 

神奈川近代文学館で、常設展を鑑賞。

 

「常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第3部 太宰治、三島由紀夫から現代まで」

 

館内に足を踏み入れると、ひとりで訪れている多くの若い女性の姿がみられました。

「文豪ストレイドッグス」との合同企画を展開しているためのようです。

 

この常設展では、神奈川と縁のある著名な作家たちの作品とエピソードが紹介されています。

太宰治、坂口安吾、島尾敏雄、大岡昇平、安部公房、三島由紀夫、澁澤龍彦
山本周五郎、開高健、石原慎太郎、庄野潤三、五木寛之、村上龍、島田雅彦、柳美里

 

一番印象的であったのは太宰治が師の佐藤春夫に宛てた手紙。

自身の作品を芥川賞に選んでほしいと佐藤に懇願する趣旨の巻き紙の便りで、何と4メートル余り。

まあ、文字も相応に大きいのですけど。

何としてでも受賞したいという、プライドをかなぐり捨てたような手紙。

語弊があるかもしれませんが、ウェットな内容が延々4メートルも続く!

ちなみに受賞に至らなかった太宰は、佐藤春夫を批判したらしい。

太宰はほかにも、芥川賞選考委員であった川端康成にも懇願の手紙を送り、一悶着あったそうです。

 

自分勝手で鼻持ちならない振る舞いに思えて、つい苦笑してしまいました。

実は太宰の才能、自由奔放さに嫉妬しているだけかもしれません。

 

 

観賞を終えるとちょうどお昼時だったので、ググって見つけた台湾料理の秀味園さんへ。

ランチの混雑が始まる前に滑り込みました。

 

魯肉飯(ルーローファン)

あっさり食べやすい味。

セットにすると、イカ団子のスープとデザートが付きます。

 

夫はワンタンメンを注文。

あっさりスープで食べやすかった様子。

コロナからの回復後、相変わらず食の細い状態が続いています。

 

大根餅

 

全体的に優しい味付けのお料理でした。

 

 

春節で賑わう中華街。

一年で一番の書き入れ時ともいえる旧正月、とても賑わっていました。