三連休の2日目、ランニング繫がりの皆さんと観光ランに行ってきました。
JR大磯駅で待ち合わせ、菜の花と富士で有名な吾妻山を目指します。
 
駅での待ち合わせ中、お仕事で日本を離れているはずのご夫婦が突然登場し、皆で嬉しい歓声を上げました。
スタート前にメンバーに会いに来てくださったとのこと。
普段から私たち夫婦のことも気に掛けていただいているので、夫もこの場にいたらな、と思いました。
(夫は別の予定があり不参加でした)
 
 
 
まず、駅前のエリザベス・サンダーズ・ホームの前を通り、海岸へ向かいます。

 

エリザベス・サンダーズ・ホームと澤田美喜記念館

ホームの創設者、澤田美喜さんは著名な篤志家のひとり。

第二次大戦後の日本で駐留軍兵士と日本人女性との間に生まれた孤児たちを親代わりとなって育てた方です。

ちなみに、澤田美喜記念館には、澤田さんが生前収集した隠れキリシタンの遺物が展示されているそう。

(かつて九州で聖地巡礼をされたこともあるとのことで、敬虔なキリスト信徒でいらしたのだと思います。)

ぜひ別の機会に訪れたいです。

 

海岸の手前でサプライズ登場のご夫婦に暇乞いを告げ、太平洋を左手に海岸をひたすら走ります。

 

大磯の海岸

生憎曇りのため富士山は山頂が見えませんが、静かで胸のすくような広い海岸を堪能。

 

途中、舗装路に戻り、国道一号線沿いに進んで大磯城山(おおいそじょうやま)公園へ。

道路を挟んで海側が旧吉田茂邸地区、反対側が三井別邸地区に分かれています。

まずは旧吉田茂邸地区で七賢堂、吉田茂の銅像を見学。

旧吉田茂邸の内部は見学できますが、今回はスキップ。

 

海に向かって道祖神のような碑がいくつかたっています。

 

 

 

続いて、山側の三井別邸地区へ。

高台にある東屋からは、右手に丹沢山脈、左手に箱根、静岡方面の峰々が見渡せます。

 

 

 

二宮駅まで国道一号線沿いに進みます。

道沿いのお宅の多くが、海側に大きな掃き出し窓を取った造りとなっています。

二宮駅前で線路を越え、山側へ坂を進み、お目当てのパン屋さんに到着。

 

Panaderia TIGRE (パナデリーヤティグレ)

 

こちらでお昼ご飯を調達。

ハード系、デニッシュ系、お惣菜パンなど種類も豊富。

小さなお店なので、順繰りにお邪魔します。

 

2017年に東京都内(学芸大学)から移転してきた有名店だそう。

私たちが立ち寄った後も、入れ代わり立ち代わりお客さんが訪れていました。

 

最後に吾妻山へ。

山道(トレイル)を15分くらい歩き、山頂に到着。

 

 

お目当ての菜の花は満開、曇り空の下でも鮮やか。

菜の花の向こうには桜の木。

春先、天気のいい日の午前中には、富士、相模湾、桜、菜の花の四重奏を楽しむことができます。

 

 

曇っていますが、塔ノ岳など丹沢連峰がはっきりみえます。

 

 

吾妻山に登ってきているのは、人だけではありませんでした。

 

散歩に来ている猫 (名前は失念)

 

 

飼い主さんがチュールを差し出すと、立ち上がって手を添えて食べます。

(飼い主さんに撮影許可を頂いています)

 
飼い主さんとともに自分の足で山道を歩き、136.2mの吾妻山を上り下りするそうです。
下山時にたまたま一緒だったのですが、確かに自分の足でぴょんぴょんと下っていました。
 
 

 

 

この日は生憎の曇りでしたが、初めての場所をのんびりペースでおしゃべりしながら楽しく走りました。

(実は、日にちと待ち合わせ場所を勘違いし、前日に二宮駅に来たことは内緒です。)

 

ご一緒した皆さんは、年代は異なれど元気で好奇心旺盛。

私もそうありたいな、と思える方々ばかりです。

ご一緒できることに感謝しています。

ありがとうございました。