若松港で同行の観光客の方と別れ、タクシーに乗り込み有川港へ向かいます。
途中、運転手さんが車窓から教会を案内してくれます。
 
親切な運転手さんで、中通島の四方の主だった見所を初めての来島で回るのはなかなか難しいという理由から、私たちのプランを聞いて、お勧めの場所の廻り方を教えてくれました。
また、どこが撮影スポットなのか、教えてくれました。
 
頭ヶ島教会は旧五輪子教会堂、江上天主堂と同じく事前予約が必要なのですが、そのことをすっかり失念していたところ、運転手さんが不慣れな私たちのために予約の電話をしてくれました。
 
 

 

 

 

 

水面に映る教会が綺麗です。

 

教会により異なる内装が見所とのことで、次の教会を訪問することを勧められました。

・仲知(ちゅうち)教会
・大曾教会
・桐教会

・赤ダキ断崖

 

運転手さんに有川港まで送ってもらった後、レンタカーで早速お勧めの場所に向かいました。

 

大曾教会

 
実はこの大曾教会で、初めてミサをしているところを見学させてただきました。
 
司祭さんはおらず、取りまとめの男性の祈りに続き他の信徒の方々が祈りを捧げていました。
 
私たちが会釈して教会内にお邪魔すると、信徒の女性が、どこから来たのかと声を掛けてくれました。
 
また、「芳名帳(来場記録)に名前をお書きなさい、これはずっとこれからも残るけんね」と記名を勧めてくださいました。
 
その女性の応対に優しさに溢れている様子が、胸に染み入りました。
 
(五島での教会見学では、芳名帳(来場記録)が備えられている場所では訪問日とともに記名のうえ、寄附をして巡りました)
 
大曾教会がでは信徒さんの手書きでしょうか、見学者向けにお土産のカードを置いていたので、一枚記念に頂きました。

 

    
表                             裏

 

 

 
 
 
 
 
青砂ヶ浦天主堂 からの眺め
 
 
 
続いて、夕焼けが美しいという赤ダキ断崖へ向かいました。
 
赤ダキ断崖
 
 
タクシーの運転手さんのお勧め通り、地平線を目の高さで見ることができました。
 
人の歩ける道が海にせり出し、手前の水たまりのような場所は満潮の時の海水が残った状態です。
 
ちょっとした海面散歩を楽しめるような道ですが、波が打ち付けており海水を浴びそうだったので、手前で引き返しました。
 
実はこの赤ダキ断崖に来るまでの道が離合の難しそうな細道だったので、他の観光客の方がやってくるかもしれない日の入りよりも早い時間に後にしました。
 
余談ですが、大曾教会から海を見下ろすと、海に石油の備蓄基地があります。
 
旅から戻ってその会社(上五島石油備蓄株式会社)を調べたところ、本社が横浜のみなとみらい(私のジョギングコース)にあることを知りびっくり。
旅から戻って以降も五島フラグがオンになったままなので、嬉しい偶然でした。
ちなみに公共サービスの会社ということで、そこに働く方々はみなし公務員だとのことです。
 
次は宿へ向かいます。