先日の坂本さんのライブ について書きましたが
後日談、その後の思いについて書き残しておこうと思います。

私がライブに出掛けた数日後、坂本さんのメーリングリストに
ライブと子供に関する坂本さんの見解(過去のもの)が再掲されました。
子供の声が気になった、という意見を寄せた人が
ほかにもいたためかと思われます。


内容を読むかぎり、
坂本さんは事実上、乳幼児の入場を許容しているようです。
ぐずったり泣いたりするのも子供なんだから自然なこと。
ただ、静かに聴きたい人もいるから、
ぐずったり泣いたりがやまなかったら
ロビー等に一旦でて子供に新鮮な空気を吸わせてあげてほしい。
子供のいる人もそうでない人も
楽しく過ごせるよう配慮しあえるといい。
とまあ、そのようなスタンスであるようです。

私はそれを読み、

主催者である坂本さんがそのような考えであるならば
しかたないなと思いました。


坂本さんの言っていることは分かります。
老若男女、子供連れの人もそうではない人も、
みんなが同じ場所で坂本さんの音楽を楽しめるとしたら
そんなに素敵なことはありません。


チケットを購入する前にそのことを知っていたら
私の心のもちようももう少し違ったことでしょう。
全く知らなかったから、
脳みそのヒューズが飛ぶくらい驚きました。
クラシックのピアノリサイタルと同じと考えていたのに、
なぜ乳幼児がいるのだろうか、と。
だから、終演後、会場内の手荷物一時預かり場所に
ベビーカーが2台ほど置いてあるのを目にした時も
本当に驚きました。

私は、これからは坂本さんがそのようなお考えであることを踏まえたうえで

ライブに行くかどうかを決めようと思います。
楽しめる自信があるならば行くと思います。

できれば、一時託児サービスの設置、
ツアー期間中に子供オーケーの日を設けるなどの試みも
検討してもらいたいな、というのが本音です。

親子コンサートという触れ込みではないのに
子供がぐずったり泣いたりしているコンサートというのは
かなり趣を異にしている、いまだに思っているから。

 

最後に申し加えますと、

私は子供が嫌いなわけでは決してありません。

事前に選択肢が示されなかったことに、疑問を呈しています。

その点をご理解いただけると、嬉しく思います。


今回の件を通じ、同じライブにいらした方をはじめ
いろんな人からコメントや意見を頂きました。
嬉しかったです。
色々と考えるきっかけを頂きました。
どうもありがとうございます。