今年のはじめ、
講座運営チームのす~さんに中野にある哲学堂に連れていってもらいました。
私の好きな場所。
「哲学の道」は京都にありますが、
この場所が近くにあると知った時は、
感動しました。
宇宙館。四聖堂。絶対城。唯心の池。唯物の庭、、、
と77箇所もの哲学にちなんだモチーフがテーマパークにギュッと凝縮しています。
妖怪や天狗ら幽霊もいるか、と思えば、
仏陀やキリスト、ソクラテスの像が並んでいます。
「哲学者たちのアチーバス!」
みたいな感じがたまらない。
正義について熱い議論を交わした、
ソクラテスとトラシュマコス。
ふと問いが湧いてきました。
幸福と平和ってどっちが大事なんだろう?
もしも、
戦争が無くなり、
世界が平和になったとしても、
幸せな人がいなかったらどうだろう?
幸せな人が増えても、
全体が平和じゃなかったらどうだろう?
この問いかけは組織開発の問いかけです。
個人と組織(世界)の矛盾。
アチーバスではどう考えるのか?
「個人の幸福」「世界の平和」
両方実現する、が大前提です。
そんなことありえない、
と思うかもしれませんが、
アチーバス同盟を達成した時、それを体感します。
個人は幸福で、
世界は平和である。
現実はそうなっていないじゃないか?
そうかもしれないけれど、
そこに向かうプロセスだとしたら?
アチーバスでも、
達成する瞬間はそうであっても、
途中経過は複雑極まりない。
目的を共有し、原則と法則に従えば、
自然と導かれる世界。
あきらめるのはまだ早い。
この体験を資源としたならば、
個人も世界もすばらしくなっていくのでは?
そんな希望を抱きながら、春を楽しみたい、と思います。