今晩のお月さまもきれいですね。
今年は十五夜も十三夜も観られませんでした。
どちらか一方しか観ないことを「片見月」「片月見」と言って縁起が悪いと言われたようですが、どちらも観ていないのだから縁起もなにもないですね。
芸術の秋・・・
素晴らしい音楽を聴きたい欲
美しい絵画を観たい欲
読書に没頭したい欲
一流のものを見たい、聴きたい、触りたい。
五感を研ぎ澄ましていきたい。
先日、クリスチャン・ラッセン展へ行ってきました。
前回ラッセンの作品に出会ったのはもう30年も前のこと。
だから今回の再会をとても楽しみにしていました。
本当に素晴らしい時間でした。
ラッセンの版画に囲まれて、もうわくわくときめきっぱなしでした。
それでね。あー出逢ってしまった!私の心を奪った作品に。
わあー本当に恋してしまった。
恋って切ない(笑) 胸がキュンキュンと痛くなる。
それは「ロマンチック・サンセット」というタイトルがついています。
ディズニーとの共同制作作品です。
ラッセンというと、ラッセンブルーと言われるようにブルーを基調にしているものが多い中、オレンジを中央に配置したサンセットが描かれています。奥のコテージには明りが灯っていて、そこにドナルドやデイジーたち仲間によってミニーちゃんのお誕生会が開かれているんですって。(わあーなんて夢があるの~!!)砂浜にはお誕生日のミニーちゃんと、それをお祝いするミッキーがうっとりするほどの美しい夕日を見ています。二人はこっそりコテージから抜け出して来たんですって。(きゃー素敵過ぎる)ふたりの後ろには退屈そうにプルートが伏せていました。(そこが笑える)
ラッセンの画は夕日も波も、その波の滴までもすべてが脈々と生きているんですよね。まるで私も一緒に大自然のサンセットをミニーちゃんたちと一緒に観ている錯覚に陥るほど。夢なのか現実なのかと混乱してしまう自分がいました。
けれど買うことはできませんでした。世界で700分の1の君。
今宵は静かに本が読みたい気分です。
少し夜更かしして読みかけの本を読もうと思います。
せっかくの美しいお月さまの下で。
