先日、散歩時にSeestarを持って行って軽く撮影
この時に、M46とM47を4回に分けて撮影してモザイク合成しました。
この画像処理が少し苦労したので、備忘録がてらにやり方を投稿
使用したソフト類は、以下の通り
・ASI Studio Stack処理に使用
・Image Composite Editor 64Bit 32Bit 通称ICE モザイク合成用ソフト
Microsoftのフリーソフトだが、開発は終了し公式公開は終了のもよう
現在Internet Archiveから自己責任でダウンロード可能
・StarNET++ 天体画像から星を消す(カブリ補正処理用)
・Image16 上記StarNETを利用して星を消した画像を取得
・PAINT SHOP PRO 2023 汎用画像処理アプリ
レイヤ演算ができるものであれば、なんでもよいでしょう(GIMP等)
まず、最初にSeestar上でstackしたものはこんな感じ
これを繋いで綺麗にしてみます。
まずは、Seestarに保存されているSUBフォルダー生Ftisを再stackします。
ASI StudioのASIDeepStackでお手軽にやっちゃます。
全部オートで良いので、そのままガンガン保存しちゃいましょう。
こんな感じ4つのファイルができました。
光害の影響や位置合わせで回転してしまっている部分が見えますね。
まぁここは気にせずに、ICEを起動してなかにぶち込んでみましょう。
このまま、Auto-detectで「2STITCH」をクリックすると
残念ながら失敗してしまいましたので、手動設定をします。
右側のパネルから「StructuredPanorama」を選択
今回は横に並べることは分かっています。
「Columus」を4、Rowsを1に設定
右下にあるOverlapのPreviewにCheckを入れ、バーを動かして調整します。
Previewで位置合わせ部分がわかるようになりますので
適切な位置になるようにバーを動かします。
調整後、「2STITCH」をクリックして繋いでみます。
つながりました。ここで回転させて構図を調整しても良いですね。そして、「CROP」へ進みます。
隅の欠けている部分をよけてクロップし、EXPORTでファイルへ出力します。
これで、4枚の写真が1枚になりましたが、拡大すると…
結構、ノイジーです。まぁ2分ぐらいの露出時間ですし、上海の赤黒い空だからしょうがない…
ここから、処理を続けて綺麗な写真にしていきます。
長くなってきているので、続きは次回