帰ってきたジェジュンはなんだか少し元気がなくて
だからジュンスにそっと聞いた
そしたらいつものように
ホールで
『君にヨヨは似合わない。僕がずっと傍にいたんだ。
突然ふって湧いて迷惑なんだ。
彼は誰にも本気になんかならない。
傷つかないうちに諦めてよ。』ってあいつに言われたらしい。
そっか、それは落ち込むな
ちゃんと言わなきゃいけなかったのに
そのままにしておいた俺が悪いと席を立った
ジェジュンは不安そうに俺を見たけど
大丈夫だよと頭を撫でて
その場にいたユチョンとジュンスにジェジュンを託し
ホールへと向かった
来るって分かってたのか
そいつはそこに居た
いつも俺を待っててくれた場所で
少しだけ寄り添おうかと思ったこともあった
名前を言おうかとも。
でも、出来なかった人
「来ると思いました。ボク悪い子でしょ?」
「俺が悪かったんだ。ごめん。」
「謝ったことなんかなかったのにあの人のために謝るの?
もう終わりですか?これで?」
「あいつが好きなんだ。」
「…そっか」
「ごめん。」
「好きになれたんだ。誰かのこと。」
「大切にしてやりたいと思ったんだ。誰かを、もう一回好きになろうって」
「僕のほうがずっと長いこと傍にいたのに?」
ユノは周りを見渡した
そして言った
「あいつは6年見てくれてたんだ。」
「は?」
「見て…くれてたんだよ、俺のこと」
そう言って笑った
若い男は「もういいや、なんかボクも幸せにならなきゃ損な気がしてきた、
レラさーん!!!いい人紹介して下さい!!
僕ヨヨさん諦めました!!」
そう言ってからユノを振り返り
ぎゅーっと思い切り抱きしめた
そして軽いキスをした
お別れの…軽いキス
「サヨナラ ユノさん」
彼はユノの本名を一度だけ言った
彼もユノを本気で好きだった
でもジェジュンには敵わなかった
ただそれだけ。
ユノは触れた唇を指でなぞった
と同時に悪寒が走った
視線を向ければそこにはジュンスと様子を見にきたジェジュンが
ほっぺを膨らまし見ていた
でもユノはそんなジェジュンが可愛くて仕方なくて笑いかけたのに
ジェジュンは少し怒りながら走ってユノの元にきて
今のキスを上書きするようにキスしてきた
ユノはまた彼が可愛くなって
人がいるのに構わずキスを続けた
「おい」
レラ様に怒られるまでー ーー
◆
(6年前 図書館)
(ーー ードンっ)
yh『いてっ!』
jj『あ!すみません!!』
yh『いえ、こっちこそボーッとしてて…』
jj『いえっオレやっボクが悪いんです!すっすみませっ!』
黒縁メガネの男の子はずっと俯いたまま俺に謝ってた
そんなに謝らなくてもいいのに
もっと顔見せてくれたらいいのに
こんな誰もこない本棚にいるんだ
きっと自分と同じ趣味に違いないなんて俺は単純で
持っていた本を差し出して
yh『これ面白いよ?』
と押し付けた
jj 『へ?』
すっとんきょうな声を出す男の子に
また間違ったと本を引っ込めようと思ったら
すごい力で本を取られたっけ
jj『絶対読みます!!』
そう言って顔を始めて自分に向けてくれた
なんだすごく可愛いじゃん
yh『メガネよりコンタクトの方が似合いそう♪』
ふざけすぎた
彼はそのあとずっと俯いたままで…
『ユノ』
恋人が俺を呼んだから居心地の悪さもあって『じゃあ』って立ち去ったっけ
どうして気づかなかったのかな?
何年もして
こうして恋人になったあと
ジェジュンの家に行った
綺麗に整理整頓された部屋はジェジュンらしかったけど
本棚には一冊だけ似つかわしくないものが置いてあった
あの時の本だとはすぐに気づかなかったけど
傍に置いてあった黒縁メガネを見て思い出した
あれは…間違いなく『ジェジュン』だったって。
本はあのときのものではなかった
それはそうだ、あれは図書館のなんだから
高いのに自分で買ったんだろう
あのときから?ずっと?俺のこと…
それならチャンミンを知ってたのも頷ける
6年も前から俺を好きだった?なんて聞けない
ジェジュンも何も言わないから
これからジェジュンの想いに答えていく
それが俺のこれからの愛の形でいいんだよな?
ジェジュン
幸せにする
幸せにしてくれた分
俺もお前を幸せにするよ
本当にありがとう
◆アチャの一言◆
長い間滞っておりました『この想い』ですが今回で終了させていただきます♪
中途半端かもしれませんが
きっとダラダラ感漂う作品になるかとw
なのでここで♪
18時に番外編を一本上げます☆
そこで本当に終わりです♪
いつもながらのダラダラ感にお付き合いいただいて本当にありがとうございました☆