『この想い届くまで 番外編
ジジとの出会い 貴方の優しさが好きでした』
(jj Side)
その日は本当にたまたま公園に行ってみただけだった
あったかくてポカポカしてたから
そしたら居たんだ
2人が。
cm『どうしてこんな風に捨てれるんでしょうね…
しかも純血種だ…』
yh『チャンミン、ダメだよ…情が移る。
妹さんネコアレルギーだろ?
飼えないのに、抱いたりしちゃだめだ。』
cm『…そう…ですね…』
オレは黙って2人のやりとりを見てた
なんだかやっぱり自分より大人なんだなって思った瞬間だった
一時の感情だけで飼うなという彼は
優しく彼を諭してた
悲しそうな顔はまったく隠せてなかったけど…
cm 『いつか…ネコが飼いたいです。』
yh『チャンミンは犬が好きかと思ったのに』
cm『犬は好きです。でもあんまり散歩とか行ってあげれないから…
ネコを飼ってみたい。名前は…ジジがいいです。』
yh『ジジ?』
cm『なんとなくw』
yh『そっか。チャンミンもう行こう。ここにいたらダメだ。残念だけど…
どうしてやることもできないから…』
cm『はい、ごめんね。きっといい人に貰われて…ごめん人間は勝手で。
本当にごめんなさい』
??『ナァー♪♪』
2人は思いっきり後ろ髪を引かれながらも振り返らず帰って行った
オレはそのあとそのネコに駆け寄り
グレーに輝く子猫を見た
可愛くて仕方なくて連れて帰ろう!!って思ったけど
ユノさんの言葉を思い出して止めた
本当に自分はこの子を飼ってあげることができるのか?
今家につれてかえって母さんにダメだと言われたら…
もしその間に心やさしい人がこの子を見つけてくれることがあったなら…
出会いを邪魔してしまうことに??
色々考えて悩んで…
オレはこの子を置いて走って帰った
母さんに聞いてからまたここに帰ってこよう
この子を引き取る運命ならきっとまだここに居てくれるはずだ!
そう思って…オレは家へと急いだ
◆
(ザーッーー ー)
雨っ!!!
オレは家に急いで帰って母さんにネコのことを聞いた
母さんは急いで連れて帰っておいでと言ってくれて
オレはなんであのとき連れて帰ってあげなかったんだー!!!
って後悔しながら傘とタオルを持って公園へ戻った
でも…
そこに居たのは
傘も持たずにスポーツウェアを上下に着ただけの
ユノさんだった…
段ボールから子猫を拾い上げ羽織っていたパーカーの中に入れて
『もう大丈夫だからな、帰ろうな、ごめんな、ごめん、ジジ』って
震えて鳴くジジを抱きしめてた
自分もずぶ濡れなのに…笑って。
ーーー あっ!!
チラリと視線が合った。
オレがじっと見てたから。
恥ずかしくて持っていた傘で顔を隠す。
そしたら傘の隙間から長い足が見えた
え?ほんの少し顔をあげると
ちょっと困ったようなユノさんの顔があって
『ネコ。さがしてましたか?』って胸元のグレーのネコをおずおずと見せてくれた。
『い。いえ…そんな…』
なんてバカな返答しか出来なかったんだろう。
それでも『そうですか?』って嬉しそうに笑う彼は
やっぱりカッコ良くて
思わず持っていたタオルを差し出した。
何も言わずずいって不躾に差し出したのに
彼は『ありがとうございます!助かります』って
ユノさんのために差し出したタオルだったのに…
彼はまったくためらわず子猫の体をタオルで丸めてあげた。
また…彼が好きになった。
大好きになった。
『じゃあ…これで』
チャンスだったかもしれない
ネコ好きなんですでもなんでも会話したら良かった
でも出来なくて
ジジって名前を嬉しそうにいう彼はチャンミンのものだったから。
『あ。タオル!!!』
『あげます!!ネコちゃんに♪』
たったそれだけの会話だった
それでもまた彼への愛は大きくなった
優しい彼が好きだ
きっといつか
今がそのときじゃなくても
オレの恋は止まることなんかないって確信した。
彼が好きだ
強く優しい愛を持つ彼が
『いつかオレの想い…届くかなぁ♪』
雨だったけどオレの心は晴れ晴れしてた
きっと彼の胸元に収まってたジジと同じくらい
幸せな気持ちだったと思う
◆
『ジェジュン?どうかした?』
『昔の夢見てた♪』
『どんな?』
『あなたに何度目かの恋をした日のこと』
『何回恋してくれたの?』
『数えきれないくらい』
『ありがとう』
『お礼なんていいよ♪』
『どうして?』
『毎回幸せだったから』
『傷ついたろ?』
『いいんだよ♪ねぇージジ?』
『そうなの?』
『うん。今こうしてユノが傍に居てくれる。
それだけでもういいんだ。幸せ。』
ユノが隣で笑う
そして今日もまたジジのケージのタオルを替えてる
『お前のお気に入りのタオルだなぁージジ?』って
あの日オレが上げたオレンジ色のタオルをーーー
クスリと笑うオレと嬉しそうにタオルにからまるジジ
不思議そうに笑うユノはまだまだ分からない
アレがオレだったなんてきっと一生気づかない
あのときのユノを占めてたのはジジとチャンミンだったから
でもこれからのユノとジジの時間はオレのもの♪
それでいいんだ♪それで!
『ユノ 幸せだよ』
『オレも幸せだ ジェジュン』
『好きになってくれてありがとう♪』
『こちらこそ 好きになってくれてありがとう、ジェジュンア』
今までで一番幸せなキスをした
優しくてあったかくて愛されてると感じるキスをーー ー
届いた
オレの想い
これからも届け続ける
ユノがずっと信じていてくれるように
愛は永遠なんだと伝えづづける
ねぇユノ一緒にいよう
この想い永遠に君に届き続けますようにー ーー
END
◆アチャの一言 ◆
長い間読んでいただいてありがとうございました!
至らない点が多くエロもありませんでしたが
これで『この想い届くまで』終了させていただきます(。-_-。)
好きと言ってくださったみなさまー♪
ありがとうごじゃいました!!!
小説終わらせていかないと♪
次回は需要の少ない『貴方に愛と忠誠を』です!
これはもう最終回は決まっているので終わらせます笑
またお付き合いいただければ幸いです♪
それでは…本当にありがとうございました!!
アチャ♪