『今日はさ、ジェジュン』
『明日はさ、ジェジュン』
毎日忘れずに話しかけてくれることが嬉しかった
うん、ユノ
どうしたの?ユノ
オレの問いかけに返事はなくていいんだ
毎日答えているよ
幸せなんだ
365日 一年中
君の声にトキメキを感じるから ―――
◆
(JJ Side)
JJ「触りたい」
JS「なに?」
JJ「さーわーりーたーい!」
JS「ダメ!!」
JJ「何も言ってないよ…」
JS「絶対だめ!!!」
JJ「・・・・・・・・ジュンスヤ~」
JS「ダメだからね!」
ジュンスは意外にするどい…
JS「100年を無駄にするの?」
JJ「…無駄じゃない」
JS「人間になりたいの!?」
JJ「・・・・・・・・・・・・・ユノの傍に行きたい」
JS「ジェジュン…こんなこと言いたくないけど…」
…何言われるかわかってるから言わないで欲しい
JS「人間になったとしてユノはジェジュンを好きになってくれるの?」
ほら…やっぱり言われた…
ここで一つ説明すると
ジュンスが言った『100年』だけど、オレたちはボーナスの代わりといっちゃなんだけど
100年に一度神さまからご褒美が貰える
願いごとを一つ叶えて貰うことが出来るんだ
そしてオレはもうすぐその100年目を迎える
願いごとはユノに恋をしたと自覚しはじめたときから決まってた!
そう…ユノと同じ『人間』になること―――
終わりのない命なんていらなくて
誰かを連れて行く使命なんていらなくて
ただユノと同じ世界に生きてみたいと思った
もちろんユノがオレを必要としてくれることが前提だけど…
でも
でも!
JJ「ジュンス!そんなにハッキリ言わなくてもいいじゃん!」
JS「ジェジュン!僕は現実を見てって言ってるんだよ?
まず第一にジェジュン男じゃん!そっからお願いしなきゃ?」
JJ「―――っ!!??」
そうだ…オレ…男じゃんっ!!!!!
JJ「だって!だって!じゃあ…もう100年後になっちゃうじゃん!ユノ生きてないじゃん!!!」
パニックすぎて当たり前のことで大騒ぎ
「男じゃダメなの??」
すっとんきょうな言葉が聞こえる
JS「――!?ユチョン!突然あらわれて余計なこと言わないで!!!」
JJ「へ??」
YC「だってジェジュンはキ…」
JS「ユチョン!!!ジェジュンがキレイなのは分かってるけど止めないとダメだから男じゃだめってことにするの!!」
YC「ジュンスぅw全部言っちゃってるよ??」
何?今ジュンスなんて言ったっけ??
たしか…
―――キレイ…+男でも可???=ユノと恋が出来るかも?
で解釈間違ってないよね??
JJ「…オレ…」
聞きたくないとばかりにジュンスが耳を塞いだ
ユチョンはふにゃりと笑ってる
JJ「頑張る!!!」お願いすると意気込んだ
JS「あ~ヤダヤダ!!ヒチョルに言うからね!絶対止めてもらうからね!!ユチョンのバカ!!!!」
捨てゼリフと共にジュンスは飛んで行った
ユチョンは困ったなぁって笑いつつ「オレは応援するよ」とご丁寧にウインクまでつけて
ジュンスのあとを追って行った
100年目のご褒美には
『人間にして下さい』と言おう
そして願わくばユノと恋が出来ますように
―――淡い淡い恋心だった
◆
(HC Side)
JS「―――ってことだから!!止めて!ヒチョル!!」
HC「ほっとけほっとけ!あいつが決めたことなんだから」
JS「ヒチョル!」
YC「―――ジュンスー!仕事だよーーー!!!」
遠くからユチョンが呼んでる
HC「ほら、ジュンス行けよ」
JS「う~!!!絶対止めてね!ヒチョル!!お願いだよ!!」
飛んで行くジュンスを適当に見送って…
オレはため息をついた
どれだけ見てきた
あの友人を
狂いそうになるこの歳月のなか
幸せそうに笑いはじめたのはこの十数年だった気がする
それはユノを助けたあの日からだったか
人間になることがジェジュンの幸せなのか
ユノの傍にいることが幸せなのか
『あの』ユノの傍に―――
「はぁ―――…」
特別扱いはごめんだと自分で言ったのに…
渋々オレはあいつの元へ向かった
あれやこれやと言いわけを考えながら―――