独 | 三角形

三角形

点と点を繋いでみて




馬鹿と天才は紙一重

とはよく言ったもので

どっちにしても

常識的に当てはまらない

という所は同じ。


世の中の大多数は常識

いわゆる

〝普通〟

というもので構成されていて

それがないと

秩序が乱れ

争いも絶えない世の中となってしまう。



常識

普通

当たり前

法律

モラル


そういった類のものを持ち合わせて

やっとこの世界で生きていける。



だから平和なのだ。





ということは

災いは

その平和を構成するものと

反対のものが生むもの。



じゃあその間は?



その狭間のものは

だいたい災いに括られる

多数派に負けるだけだ。



そして孤独だ。


恐らく



馬鹿も天才も孤独だと思う。



そして馬鹿が大多数で

天才はひと握りだ。





中途半端なら

〝普通〟のフリをして

生きていかなくてはならない。



流れに乗るか

流れを作るか


圧倒的に前者の方が多い。

そして安易だ。



どちらにも

なににもなれない者は

日の目を浴びることも無く

ひっそりと生きていかねばならないのだ。



現実はあまりにも残酷だ。