ということで、続き。
私は悪魔が好きです。
まぁ、結局は、悪魔が存在するかしないかは不明なので、
架空の存在という事ではありますが、
悪魔はよほど、神様や天使よりも、
人間に近い存在だと思います。
確かに酷い事もするけれど?
狡猾で知恵があり、でも、なんて間抜けなお馬鹿さんっ。
そんな悪魔が好きですわ…アハッ。
「お前の望みを何でも叶えてやる…その代わり、
お前の最初に産んだ女の子をよこせっ」という悪魔。
悪魔はそんな条件を出して、人間の望みを叶えます。
人間は望むものを手に入れますが、子供を悪魔にやるのは嫌。
で、悪魔との契約を破棄するためには、悪魔の本当の名前を
呼べばいい。でも、悪魔は狡猾で、本当の名前を教えるはずがない。
でも、ある日人間は、子供を貰える事で喜んで、
自分で自分の名前を連呼して踊っている悪魔を発見し、
見事、悪魔を出し抜く事に成功する…という(笑)
この手のお話は有名ですが、
悪魔のお間抜けのお陰で幸せになった人間の話って、
結構たくさんあるんですわ。
まぁ、悪魔に身を滅ぼされた人のお話もたくさんあるケド(汗)
それに何より、どの…とは明確には言えませんが、
悪魔は元々、天使だったりすることも多いんです。
いわゆる堕天使ってやつですか。
あとは、進出してきた宗教に駆逐された、土着の神様が、
知らぬ間に悪魔とされてしまったとか…。
悪魔には、神々しさとか優しさとか、光り輝くものはないけれど、
そこには哀しさや孤独や狡猾さと共に、体制に迎合しない、
力強さと信念が垣間見える…のは、気のせいでしょうか?
まぁ、私が勝手に持っている、悪魔に対するイメージですからっ。
いつのまにか、悪魔=悪いヤツ、な~んて、
悪い噂が広まっちゃっただけなんじゃないのかなぁ~なんて(笑)
そうやって考えると、本当の事ってなんだろう??
歴史の資料だって、作為的なものがないとも限らない。
誰かの意思で?誰かの主観で、密かに、事実は書き換えられ、
知らぬ間にそれを皆が信じてしまい、定説とされてしまう…
日本書紀とか古事記とかの記紀神話だって、かなり改竄されてきた
歴史があるようだし、封印されたお話もあるようだし…?
…あっ、ヤバイっ…どんどん、話がイタくなっていく…。
世の中虚々実々が氾濫してるし、
本当の事を知ること自体が難しいのかもしれない。
…やっぱり、世の中、疑惑と欺瞞に満ちている…
…この世界観だけは治らないわ。
…ということで、要するに、私はひねくれ者ってことですわ。
…あっ、別にブードゥーとか悪魔教信奉者じゃないので、
…ホントに、違いますからっ!!
…お話の悪魔が好きなだけ。あと、悪魔と言えば、
…女神転生シリーズ。
…あと、デビル・メイ・クライもいいですわ。
…あっ、両方ともゲームです、ちなみに。
…あっ、あともう一つ、お薦めの悪魔が主役(本当はプチ主役?)の本。
「バーティミアス~サマルカンドの秘宝~」
ジョナサン・ストラウド著
あらすじは…召還した悪魔(バーティミアス)と魔法使いの少年のお話。
…って、簡単すぎるかっ。ハードカバーで600ページもあります。
かなり読みごたえありですわっ。
まっ、簡単に言うと、ハリーポッターのような本ですっ。
でも、もっとシニカルでブラックユーモアたっぷりで、私好み。
ハリーが光なら、バーティミアスは影…のような…勝手な解釈ですがっ。
…ん~、本題からズレズレで帰結ですなぁ…タハハハハッ
- 著者: ジョナサン・ストラウド, 金原 瑞人, 松山 美保
- タイトル: バーティミアス-サマルカンドの秘宝
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この記事(善と悪とピカレスク1・2)を書いたのは1週間くらい前かしら…
まぁ、何か、今度今度と放置してただけなんですが…。しかし。
なんでしょう。この記事とリンクするような、
面白い漫画を仕入れてきました。
もう、この2つの記事が前フリになってしまったような内容の漫画です。
…ってことで、なんだかんだと言いつつ、続きは後日に。