少し前、娘ができてパパになった日本の芸能人が


「将来この子が男を連れてくる事を想像したら・・・」


と定番の?コメントをしているのを見た。

 



『みんな言うよな~・・・あれ、そう言えば旦那は娘ができてどう思ってるんやろ』

 

とふと気になり旦那に聞いてみたら。

 

「は?え、なんで?

 

と反応された。

 



そりゃそうか。

 

 




 私

「いや、なんか、日本でよく言われるねん。彼氏なんか許さん!みたいな」

 

「少し前のステレオタイプみたいな気がするねんけど、未だに芸能人とかで言ってるの聞くし・・・」

 

 


旦那

「うーん。いやぁ・・・そんな先の事、想像しいひんなぁ。」

 

「そもそも、連れてくるのが彼氏か彼女か分からへんし」(←確かに。笑)

 

「別に独身でも・・・幸せであってほしいなぁとは思うけど・・・それは息子にも同じように思うからなぁ。。。」

 

 

 

 

 

 

 


 

これは今の日本とフランスの違いやろうか。

 


もちろん、フランスでも、男性が女性の親に結婚の許可を請うような時代もあった。

 

でも、その名残が今も根強いのは明らかに日本で。

 

嫁にもらうとか、嫁に出すとか・・・

 

『古いやろ!』と日本でも言われてそうな風習がしっかり残ってるし、子育てのアドバイスでも未だに女の子はこう、男の子はこう、と言ってるのを見るとほんと、変わりたがらないよなぁとすら思う。

 

だから、我が子が女の子か男の子によって堂々と違う事を言えるんだろうか。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
まぁでも、文化と言うより世代的な事かもしれない。
 
母から最近聞いた話だが、うちのフランス人の父親も、姉が産まれた時、それはそれは溺愛したらしい。
 
母はそれに恐怖すら覚え、

「あかん、一人っ子にするのは危ない、できれば二人目を・・・」

と考え、私が産まれたらしい・・・

 

 
 

 
 
そしてさらに言えば、世代以上に、人によるやろう。
 
フランスでも、『娘に将来彼氏ができたら』って話をして、

「彼女かもしれへんで?」

と言ってくる父親はそこまでいないかもしれない。。。

 


以前バカロレア(高校卒業試験)受からなかったら・・・って話になった時に「いいやん別に」と旦那が言っていたのもそうで。


そうや。
 
子供に願うのは、異性のパートナーでも高学歴でも儲かる仕事でもなんでもなく、ただただ、人生を楽しんでもらう事だけや。


 
旦那には、私が当たり前と思い込んでいる考えをうまいこと壊してもらっていて感謝している。


 

 
 
 
 
 
大事なのはどの国でもいつの時代でも、

赤ちゃんの頃たとえ溺愛して独占欲が
あったとしても、


その後健全に旅させる事ができる事よなぁ・・・