私のフランス人の父は40年以上日本に住んだ。

 

定年退職してからは年に半年日本、半年フランスにいる。

 

(そろそろ病気の進行もよって、選ばざるを得ない時が来そうだが)

 

 

 

 

 

そんな父、色々笑えないありえない所もあるが、もしかしたら笑えるかもしれない嫌な所もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パスタを食べる時。

 

 

 

 

 

 



 

 

おもいっきりすするゲロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆にフランス生活が長くなった私は、そばやラーメンをすすりたければ意識しなければならない体質(?)になってしまった。

 

だから、わかる、長年住んだ国にとけこんで、そういう癖がつくのは。

 

 

 

でも。

 

癖ではすませられない。

 

マナーやこれは、マナー!

 

 

 

 


 

 

 

 

フランス人として言わせてみれば、パスタを食べる時、おもいっきりズズズーッとすすられるのは、キモチワルイゲロー

 

ちなみにイタリアンに限らず、フレンチでもすすれるものはすする。。。

 

 

 

 

 

和食を食べる時のすする音は気にならないんだけど。

 

(というか気になるやつらは耳栓でもしとけ、あるいは外食すんなと思うんだけど。なんやねんヌードルハラスメントって)

 

でも、フランスで、フランス人の親戚や友人がいる前で、おもいっきり音を出されると、すごーく恥ずかしくなるし、申し訳なくなる。

 

 

 

 


 
 
 
 
 
 
そんな父、機嫌が良い時にさりげなく注意してみると、笑いながら「そやったそやった!」と答えてくれるが、機嫌が悪い時にボソっと注意すると、思いっきり睨んできてさらに不機嫌になる、本当に面倒くさい人である。
 
だから、パスタをすする父、それで迷惑する私、迷惑してるであろう他のフランス人達、父の機嫌、注意したところで気を付けてくれる可能性、あとどれくらいで食べ終わりそうか、おかわりまで行く可能性、等々様々な要素とデータを巡らせ、毎回、イライラハラハラしながら注意すべきかどうか迷う。
 
 
 
 
 
 
 
 
本人のためにも、知らずに迷惑かけたり恥かくのは嫌やろうし注意はしたいが、逆切れされるのもなぁ。
 
あー面倒くさい。
 
あー不快・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




 
とにかく。
 









 


 
フランス人のくせにフランスでパスタすすんなやムキー