生きたいと思えるには何を差し出せばいいのか? | In a bird cage

In a bird cage

これは空想の話、そして現実の話。

子供の頃から視界にはいつも影が映り込む。
見上げる頭上には放射状に金色の柵が広がっていて、
私をすっぽり逃がさないように覆っていた。
足にもいつの間にか鉄枷が嵌められ、
今も自由と熱を奪い去り、私を孤独の中に閉じ込める。

久しぶりに本来の自分と向き合っている。
生きる意味とか希望とかそんなつまらないことはどうでもいい。
どうせ食事も睡眠もしかたなく強制されて続けさせられるのが関の山で、
私がどう思っていたって、周りには楽しそうにやりたいことをやってるようにしか見えやしない。

ねぇ、楽しいってどんなことなの?
死にたくないってどうして思えるの?
簡単そうに食事して眠って、未来のこと夢見ちゃったりしてさ、
そんなに難しいこと、どうして出来るのか教えてよ?