信頼の中の歪んだ矛盾 | In a bird cage

In a bird cage

これは空想の話、そして現実の話。

子供の頃から視界にはいつも影が映り込む。
見上げる頭上には放射状に金色の柵が広がっていて、
私をすっぽり逃がさないように覆っていた。
足にもいつの間にか鉄枷が嵌められ、
今も自由と熱を奪い去り、私を孤独の中に閉じ込める。

あえて言葉にするのなら
"君"を絶対に信頼しているように
"人間"が絶対に裏切るものだって
同じくらいに信頼しているんだよ

勘違いしないで?
人を疑うことはしない
優しさを振りまくことは
そんなに気分が悪くもない
"君"が気に入ってくれるなら
その気持ちにだって応えよう

でもね…わかって?
そんな素敵な関係の裏側で
"君"が裏切ることも信じてる
たとえ親友と呼んでいたとしても
たとえ心友と心を預けたとしても
"君"が裏切る未来を信じてる

あえて言葉にするのなら
誰かに癒され支えられるくらい
裏切られることに慣れすぎた
同じくらいに普通に感じているんだよ