②[就職から鍼灸の道へ]
最初の就職は、プログラマーでした。
当時は、パソコンの最初の普及期で、まだまだ
普通の職場にはパソコンのない時期でしたので、
今の、中高年の皆様のパソコン対応への苦しみを
若いうちに経験したということになります。
私は、学生時代にパソコンがあってという環境には
なかったため、最初はえらい苦労をしました。
今でも、残念ながらブラインドタッチではありません。
謎の病気で小指が動かなくなったり、
1年だけ花粉症になるなど
神経をすりへらしながら、
午前様になったり
ゴールデンウイーク返上したりしながら
仕事に取り組んでおりました。
30歳の時、縁あって次の職場に転職いたしました。
事務作業や企画、経理業務、
労働法制や健康保険、年金について研究するなど
幅広く仕事をいたしました。
私が40代の時、
職場の上司が、膵臓がんにかかり
がんの診断から1年余りでお亡くなりになりました。
その上司は、
腰が痛いと言ってはマッサージに通って
いたのですが、
もう少し早くに、検診を受けていれば
結果は変わったかも知れず、
とても残念に思ったものです。
私も、
その後、会社の健康診断が人間ドックに変わった際に、
眼底検査で再検査を指示され、
眼科を受診すると、
正常眼圧緑内障との宣告を受けてしまいます。
私の職場でも
パソコンとデータ管理のサーバがネットワークをして
管理をするという時代になっておりましたので。
目が見えなくなる病気になってしまったということは
非常にショックで、
もう仕事もできず役立たずになってしまう
という危機感でいっぱいになりました。
そんな時、
ふと思いついたのが鍼灸でした。
鍼灸の仕事ならば
目の見えない方でも立派に取り組んでおられる、
そのように考え、勤めをしながら
夜学で鍼灸を学ぶことを始めたのです。
つづく