金沢夏の風習 『氷室の日』  | エースたちのブログ

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こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?


自称 金沢観光大使事、香林坊大和店松井です。


いやー、あつは夏いですねー(笑)とまでは行きませんが、ここ金沢でも日中の最高気温が27℃にも上る日があったりと、真夏に向けて着々と気温が上昇中です。



夏、といえば、金沢では7月1日の『氷室の日』が有名です。


25日付の、地元有力紙 『北國新聞』の一面にも、湯湧温泉(金沢の奥座敷と言われる温泉町)にて6月24日の『氷室開き』の模様が、一面で報じられたばかり。


古くは、藩政時代、加賀藩より江戸幕府に氷を献上したのが、旧暦の6月1日。


氷が解けずに無事、江戸まで送り届けられるよう、神社に饅頭を添えて祈願した事が始まりで、毎年7月1日には『氷室饅頭』という、お饅頭を食べる習慣があります。


ここ香林坊大和 地下食料品売場でも、地元和菓子の森八さんや越山甘清堂さん等8社が、特設ブースを出して6月30日と7月1日の2日間で、なんと例年、5万個も売るそうですよ。


氷室饅頭と一緒に、竹ちくわを食べる風習(無病息災の意を込めて)もあるそうで、お惣菜売場の地元加賀料理の老舗『大友楼』さんは、竹ちくわを1000本!販売するそうです。



饅頭と、竹ちくわを食べる日、それが金沢の氷室の日なのです。


間違っても、氷室京介さんの記念日ではありません(笑)個人的には、大ファンですけど。


当、北野エース香林坊大和店と致しましても、出店2度目の夏を迎え、竹ちくわで参戦しようかと計画中です。


大友楼さんの竹ちくわもおいしいけれど、今年はぜひ、北野エースでもお買い求めください。


ご来店お待ちしています。