ドメインについて | パソコンサロン自在工房、ITサポート、楽しいパソコン操作、ホームページを作りインターネットに自信を生涯現役でいる方を応援する。

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埼玉県吉見町の道の駅「いちごの里よしみ」の笑天街にあるパソコンサロン自在工房の情報発信です、パソコン、タブレット、スマートフォンの使い方、ホームページの作成についての情報を提供するブログです。

1つのコンピュータネットワークの空間をインターネットは作っています。


ひとつの空間を作るということはひとつの空間の中で定義されるIDは

1つしか存在しえないということになります。


これを数学の言葉でもドメインと言います、1つの定義域の中で

ユニーク すなわち一個しかないIDを持っていくそのことで空間が定義される

というふうに言うこともできます。

インターネットの世界では まず、地球全体で一つの空間を作るということの中で

このインターネットに参加するコンピュータこれに対して番号をつけていくという

方針があります。

この番号は 実際にはインターネットにつながっているインターフェイス 

つまりインターネットにつながっている道に対して 番号がふられていく、この番号は

インターネット全体で一意に定まる番号を付けなければいけません。

このことは IPアドレスという番号の付け方をします。

IPアドレス最初にインターネットが作られた時に32ビットという大きさで

IPアドレスがふられました。

32ビットというのは約43億の番号を区別することができます。


地球のネットワークを作っていこうって考えて43億台のコンピュータつながっておけばいいかな

と思って作り始めたんじゃないかなと思われますが

インターネットはすべてのコンピュータをつなぎ すべての人類をつなぎそして、すべてのもの

もつないでいくということになってまいりました。

どうも足りなそうですね、人類はすでに70億人を越えていますので一人が一台のコンピュータを

持っていただけで既にあふれてしまうということになります。

このことの対応を考えていこうというのは1990年のあたま、80年の終わりぐらいから

インターネットの世界ではそういう設計を開始しています。

インターネットが広がり始めた

90年、まだ90年の初めからこういったことは 予測されていましたので技術としては

次の段階を考えなきゃいけないということで90年代にたくさんの議論をしまして

結局今までのIP これはIPv4といって32ビットのアドレス空間を持ってたんですけれども

それをIPv6、128bitのアドレス空間の提案を受けつけ次の世代のインターネットプロトコルの番

号づけをしていこうということになりました。

現在のインターネットはIPv6というアドレスの体系を中心にまだIPv4のアドレスも

たくさん生き残っています。

今はちょうど共存しているというのが 今のインターネットの実態です。

ネットワークからネットワークへネットワークからネットワークへといって

デジタルデータ これが移動していくときにこのアドレスをくっつけて移動していきます。


このアドレスだったら どこへ行くのこのアドレスはどっち行けばいいのどっちの分岐点だった

らどっちの分岐点に行けばいいのかということを指示しながら考えながら


このインターネットのデータは発信のコンピュータから 受信のコンピュータへ到達をするとい

う こういう旅を通ります。


このIPアドレスユニークに付けられた番号に対して人間が扱いやすい名前をつけるということが

できています。


これをドメイン名と言います。

名前もある定義域の中でユニークになることを保証しましょうと、こういうことを

決めていきます。

この定義域そのものがまた入れ子のように名前を持っていて

そしてそこがまたぶつかり合いのないもう1個の空間を作っていけば

これで名前はユニークになります。

こうやって組み上げていくと階層的なネーム空間、名前の空間ができあがります。

これをドメインの名前空間といってこの階層的な名前空間というのは

階層的なツリー、木を作ることになってきます。



そしていくらでも新しい名前をほしくなったらそのツリーを成長させていけばいいわけですので

基本的には無限の名前が使えるようになります。

この名前を好きなように使ってIPアドレスと対応させるという仕組みをつくれば、いい訳です。

こうやってできたのがDNS(Domain Name System)という仕組みでドメインネームシステムは世界

中に広がる名前のツリー木からIPアドレスを導き出すという役割を果たします。