クライアントさんに、


長いことご先祖様の供養の件で


悩んでいた方がいらっしゃいました。


 


そのクライアントさんは、現在東京住まいですが、


ご実家は長野県の山の中。


 


とある事情でお墓を掘り起こし、


別の場所に移動してしまったことに、


「ご先祖様が怒っているのでは?」


と罪悪感を持ち、


夢にまで見るほどだったそうです。


 


それで、ある日、意を決して、


とあるところに相談にも行かれました。


 


するとそこで、


 


「ご先祖様がお墓の件で、大変怒っている。


それで、身内が二人、不幸な死を遂げている。


成仏させてあげないといけないから、


そのための費用として180万円振り込んでくれ」


 


と言われ、振り込んだそうです。


 


しかし、私がアカシックレコードを見たところ、


身内の二人は、死んでなどおらず、


ご存命でした。


 


そこで、


「なんとか確認できませんか?」


とお願いし、調べてもらったところ、


やはり死んでなどいなかったのです。


 


そんな悪徳な業者に引っかかるほど、


そのクライアントさんは悩まれていたんですね。


 


身内が無事生きていることが分かり、


ほっとしたクライアントさんは、


私に「ご先祖様をきちんと供養したいのですが、どうすればいいですか?」


とおっしゃられました。


 


そこで、私はご先祖様に捧げるマントラをお伝えし、


ご先祖様のこともアカシックレコードで見てみました。


 


クライアントさんのご先祖様は、


もうすでに楽になっているということが分かりました。


 


 


そのクライアントさんは、


お子さんとのコミュニケーションでも悩んでおられて、


子どもに常に怒っている状態だとのことでした。


 


手塩にかけて大事に育ててきたのに、


いろんなところに連れて行ってあげたりもしたのに、


そのことをすべて忘れている子どもたちが、


とても腹立たしいのだそうです。


 


子どもはもう高校生と大学生なのに、


そんな大きな子どもたちに対して


怒鳴り散らしてしまうのだそうです。


 


「これも、ご先祖様のお墓を勝手に移動してしまったことの影響では・・・?」


とおっしゃられていましたが、


もちろんそんなことは関係ありませんでした。


 


ただ、クライアントさん体調の変化と、考え過ぎによるものだったのです。


 


子どもは、どんなに大切に育てても、


小さい頃の記憶というのものは


忘れているものです。


 


私は、本当にご先祖様を大切にしたいなら、


お墓うんぬんではなく、


家族が仲良く暮らしている姿を見せることこそが


大切なのだとお伝えしました。


 


魂は、常にお墓にいるわけではなく、


漂っています。


 


お墓参りも、


その行為自体よりも、


お墓参りで家族が集い、楽しそうに過ごしていることが


ご先祖様にとって大切なのです。


 


 


それから、


アカシックレコードに興味を持ち、


本格的に学びはじめたそのクライアントさんは、


体の不調が自分自身で分かり、手当てができるようになりました。


 


精神的にも落ち着かれ、


子どもに怒鳴ったりすることがなくなり、


心の底から愛おしいと思えるようになったのだそうです。