ご相談の中には、


「自分は悪魔(サタン)にとりつかれているのではないか」


「自分は悪魔に魂を売ってしまったのではないか」


という悩みをお持ちの方もたまにいらっしゃいます。


 


どういうことかというと、


「人の悲しむ顔がみたい」


「人を傷つけたい」


という感情が湧き出てきて、


とても苦しくなるのだそうです。


 


とても大切な人の不幸を喜んでしまったり、


大切な人を陥れたい気持ちになって辛いという方もいらっしゃいます。


 


自分の中の、「悪魔の感情」と戦っている方のアカシックレコードを見ていくと、


実際に過去世で、


悪さやいたずらを繰り返し、人の悲しむ顔や困った顔をみるのが大好きでしょうがないというた魂だった、ということがあります。


 


そんな場合は、


その事実をきちんと受け入れた後、


強い気持ちを持って


「もう過去は繰り返さない」と自分で自分に宣言することです。


 


そうすることで、


過去からのラインを遮断、切り離しし、新しい未来に向かっていくことができます。


 


また、こんな相談者もいらっしゃいました。


「親友がプロポーズされた。自分には幸せな家庭がもうすでにあり、親友は私が結婚したとき心から喜んでくれたのに、私は親友の幸せを喜べない・・・」


 


このとき、


私は、この相談者さんに、


「素直に喜べなかった自分の感情を否定したりスルーしないで、受け止めてあげてください」


と、お伝えしました。


そして、「なぜ親友の幸せを素直に喜べないのか、見てみますね」と早速アカシックに入りました


 


その相談者さんのアカシックレコードを見ると、


相談者さんからこんな風景が見えてきました。


 


それは、とても仕事をがんばっている自分。


そして、それをきちんと評価されていないという自分・・・。


一見、ご自身の仕事と、親友のプロポーズはかけ離れたところあるように思います。


しかし、心の世界では繋がっていたようです。


 


親友は愛する人にプロポーズされるという、最高の状態。


それに対して彼女自身は仕事でまったく評価されていないというお心の状態・・・。


その対比が相談者さんの心に闇を落としていたのでした。


 


相談者さんは、“自分も誰かに認めてもらいたい”と強く願っていたのです。


そして、いくつかのメッセージとともにお話しを進めていくにつれ


“自分のことを一番に認めてあげていなかった自分”に気がついた彼女が現れました。

そう、彼女の瞳から急に涙が


 


自分を一番に認めてあげること、


自分で自分を愛することが必要だったんだということに気づいた相談者さん。


 


その後、「私は自分を愛しています」ということを、お詫びや感謝の気持ちで


自分自身に繰り返し言ってあげることを提案しました。

そうして


幸せをどんどん受け入れられるようになり。


 


どんどん心が癒されて、豊かになり、


「親友に心から謝りたい」


という気持ちになったそうです。


 


自分の中に悪魔を見つけたとき、


大切なのは、無理して“闇”の部分を打ち消したり否定したりしないことです。


無理して打ち消したり否定しようとすると、


心にギャップを持ち


どこかに不具合が現れます。


 


そうなってしまう原因は必ずどこかにあり、


それは自分の思いもよらぬところに潜んでいるかもしれないのです。


 


魂の始まりは、“愛”です。


どんな人にも、悪魔にだって、“愛”はあります。


 


ただ、この世界は、陰と陽、つまり光と影のバランスでできています。


今、悪魔に心を支配されているように感じるのは、


なんらかの原因により陰や影の部分が多くなっているだけ。


どんな長い夜も必ず明けるように、心の闇も必ず明けることを忘れないでください。