以前、
「子どもがいじめにあっていて辛い・・・」
というクライアントさんの相談を受けました。
アカシックレコードを見ていくと、
親に心配させたくないあまり誰にも相談できず、
そして誰に相談していいかもわからず、
とても寂しい思いをしているお子さんの姿が見えました。
そのクライアントさんは、
子どもがいじめにあっているということを、
しばらく気づけなかったそうです。
なおさら後悔しておられました。
子どもがいじめられていると知ると、
親は同じように苦しくなりますよね。
私も同じように子を持つ親なので、
その苦しみはよく分かります。
しかし、こういうとき大事なのは、
同じ体験をしているかのように感じるその感情・・・
つまり、『一体感』を手放すことです。
どのような問題を解決するときにも
冷静かつ客観的な視点が必要になりますが、
お子さんと一体感を持ったままではそれはできません。
苦しみの渦中では、なにも見つけられないのです。
大切なお子さんの気持ちになってしまうのは親としては当然なことですが、
お子さんの悲しみや切なさを一緒に体感するのではなく
まずはそこで、感情をいったん手放し、切り離していくよう
瞑想やクリアリングで
気持ちを落ち着けることが必要になります。
瞑想やクリアリングは、
やればやるほどメッセージを受け取りやすくなりますので
私はそのクライアントさんにゆっくりとヒーリングも兼ねて伝えました。、
少し前向きになったクライアントさんに
まずはこのまま落ち着いて、お子さんにもゆったりと接してもらうこと、学校での様子は一旦問わないということを約束してもらい、毎日瞑想をして心を落ち着けることをやってもらいました。サポートをしながらみるみる変化していくのがわかりました。
するとはじめにご相談を受けてから3週間ほどが経過した後
そのクライアントさんから喜ばしい報告を受けました。
瞑想を続け、ご家庭で楽しくゆったり過ごすことを意識することを続けていたら
アナウンサー時代の上司の顔が
ふと思い浮かんだそうです。今までなら思いだしたとしても気にも留めなかったのが
すぐに連絡を取り会いに行きました。
彼女はしっかりとメッセージを受け取った瞬間でした。
それで子どもがいじめにあっていることを打ち明けると、
なんとその上司は教育委員会会長さんと深い繋がりがあった方。
なかなか取り合ってくれなかった教育委員会、、、と脳裏に浮かんだそうですが
すぐに教育委員会に知らせてくれるとお話がとっても早かったようで
そのクライアントさんのお子さんの学校に話が行き、
クライアントさんのお子さんのいじめ問題だけでなく、
その学校で他にいじめにあっていた子たちの問題も解決したのだとか。
このように、
苦しみの中にいるときは見つけられなかった解決策が、
瞑想などで心を落ち着けて、
冷静に受け入れることで、
思わぬ方向から見つかることはよくあります。
親子間・家族間というのは、
エネルギーを交換し合って生きています。
子どもが負のエネルギーに入っているとき、
一体化してしまい
負のエネルギーを抱えては、
苦しみは深くなるばかりです。
子どもがなにか問題を抱えて苦しんでいるときは、
同じように苦しもうとするのではなく、
まずはあなたから子どもとの一体感手放し、
心をクリアにしていくことを忘れないようにしていただきたいと思います。